the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選Part39
シーズアンドグロース株式会社
the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選Part39
シーズアンドグロース株式会社
大学3年の時に「就職して5年後に起業すること」を決めていました。在学中にサークルを創った経験から、組織を創る面白さを学びました。売れる事業を創り出すことを目的にしておらず、いかに究極の組織を創るかに関心を持っています。その後厳しい環境に身をおくことでの成長と組織について専門性を高められる会社を選び、リンクアンドモチベーションに入社しました。その後、宣言通り5年間務め、起業しました。
【会社詳細】
企業・個人の活性化を目的としたコンサルティング会社
http://seeds-and-growth.p1.bindsite.jp/
タイプによって違いますが、大前提として、社員を巻き込んで起業するなら未熟なうちには起業するべきではないと思います。事業づくりを目的とするなら学生起業でも良いと思いますが、組織づくりをやっていきたいなら就職して「社会構造」「組織構造」を学んでからの方が良いと思います。組織を創るということは社員やその家族など多くの人を巻き込む責任があります。その責任に充分に応えられるようになってから企業しても良いのではないでしょうか。
キーワードは「本気」です。本気でやるならなんでも良いです!ただ、内定期間中には社会に出る準備として働くと良いと思います。なんとなく行動するのではなく、「自分が将来どうなりたいのか」から考えて、逆算できると良いですね。
人には2種類のタイプがあって、“ゴールピープル(山登り型)”と“リバーピープル(川下り型)”がいます。
前者は思考、後者は行動から入るべきです。ゴールピープルは日本に20%しかいないと言われていますが、このようなタイプの人が起業家タイプだと思います。
絶対的に営業タイプだと思っていますが、事業開発も行います。
プロダクトアウトの戦略だとなかなか限界があるので、現場に行ってお客さんの声を聞いてマーケットインの戦略で事業を創っていくことを意識していきます。
お会いする方のタイプによってある程度使い分けますが、本質的には間違いなく情熱タイプですね。
ただし、トップは相反するものを常に持っていなければならないと思っています。時には客観的に見て判断を下すことも大切なので、両方兼ね備えられれば良いですね。
現状考えていませんが、可能性を閉ざしている訳ではありませんので機会があれば検討します。
こちらも機会があれば検討するので、可能性はあります。ニーズがあって、自分たちがやる意味があれば出ていこうと思っています。
どちらとも言えませんが、いつでもメールはチェックしていますね。家族との時間は大事にしているのでその時間は意図的に取っています。難しいところですね。
「尊敬」することでその人を越えることは難しくなると考えています。
ただ、柳井さん、孫さん、永守さんには「尊敬」というより「敬意」を持っています。
ここは大きなまだ課題ですね。社内で自分と同じレベルで議論できるメンバーを育てていく必要性をまさに感じています。
「理念とビジョンの体現」です。弊社の存在理由は「おかしな常識を変えていく」というビジョンの達成であり、「人の『可能性を』信じる」という理念を追求し続けるというのが永遠のテーマですね。これを組織として体現できているかというマクロ視点と、社員一人一人の自己実現のミクロ視点で見た時に実践できているかの両方が重要なので、これからも追い続けていきます。
起業は目的ではなく手段です。10年後20年後に、「誰に」「どんな」貢献をしたいかから逆算して考える必要があります。起業は自分以外の誰かのため、何かのためにすることであって、お金や時間は後から付いてくるものです。そこを履き違えずにいてほしいですね。本気で社会を変えたいと志す方と共に、是非挑戦していきたいですね。