世界の労働生産性の向上を狙う
株式会社シマント 代表取締役 和田 怜
<経歴>
早稲田大学卒業。
大手メガバンクに就職。
銀行員時代は、営業店勤務の他、本部プロダクトセクションにて営業部店向けの業績推進企画、EUC運用支援、富裕層向け事業承継・資産運用セールス(プライベートバンカー)、CRE戦略構築支援業務等に従事。
2014年銀行退職。同年8月8日にシマント設立。
<業務内容 >
マルチバリューデータベース製品「SMV」の販売と導入支援
データウェアハウス製品「EWH」の販売と導入支援
SMV/EWHサービス「SImount Box」の販売と導入支援
<企業情報>
SImount http://simount.com
大学ではESS(イングリッシュスピーキングソサイエティー)という英語でスピーチ、英語劇、ディベートをするサークルに所属していました。 サークルの人数が多かったこともあり、友達がたくさんできたのはとてもよかったと思います。
彼らとは今でも付き合いがあり、社会人としても活躍している友人からたくさん刺激をもらっています。
振り返ってみると、大学とサークルが生活の中心で、あまりイマドキの大学生っぽい遊びには、あまり興味がなくサークルに力をいれていましたね。
私が就活をはじめた頃は、まさに金融ビックバンの影響を肌に感じることができた時期でした。
日本の大きな銀行が集約されて現在のメガバンクに統合されていくという歴史的に見ても大きく流れが変わるのを、身を以って体験できるというチャンスはそうなかなかないと思ったので、そこに飛び込んでみました。
カルチャーとカルチャーのぶつかり合いだったり、仕事の方法論のぶつかり合いだったり、一から新しい銀行を創造していくという感覚がとても新鮮でした。
当時は、ビジネスマッチング(商品やサービスを売りたい銀行のお客さまと、買いたいお客さまのマッチング)を推進する部署にいました。
銀行員としてやりがいを感じ楽しく仕事をしてていたので、起業など全く意識していませんでしたね。
私はシステムが好きで、休日になるとビックサイトなどで行われる、システム関係の展示会などに行く等して、システムに関する色々な技術の情報収集をしていました。
そのような流れの中で「マルチバリュー」という技術に出会ったのです。
この技術を銀行に導入したら面白いのではないか。
そう考えるようになったのですが、一社員である私が、職務を超えて組織全体に導入するのは難しい状況でした。
そう考えている時期に、他の会社に在籍していた知り合いの技術者が、データベース事業を新たに切り出し、その受け皿が必要になった事がきっかけで、「自分が銀行の外から銀行に対して提案できる、大きなチャンスかもしれない」と思うようになり、銀行を辞めることにしました。