時代が変化しても変わらないこと。それは人として大切な2つのことだった。〜70代経営者が語る50年経営して見えたこと〜
ファーストフレームジャパン株式会社 代表取締役 松本 克幸
そもそも私は、まずは自分で何でもやってみるという習慣を持っていますし、何より一人でも多くの人と関わりたいという思いがあるからですね。相手が使えているのに、自分が使えていないのが理由で、コミュニケーションが取れないというのは、悲しいことです。現代は、常に何か新しいものが誕生しているので、とりあえず触れたり経験するようにしています。何かをやる前から「それは無理、無理、出来ない」という人がよくいますが、やってみて自分に合わなければやめればいいだけの話です。そういうことを聞いた時は、「やる前から何故出来ないとわかるんだよ、やりもしないで」と思ったりもします(笑)
仕事をする時に考えて欲しいことは「何のために、誰のために」その仕事があるのか、そして自分は「何のために、誰のために」その仕事をやっているのか、やろうとしているのかを必ず問いかけるということです。その仕事をすることによって、誰の役に立つのか、喜ぶ人はいるのか、どういう影響を与えるのか、ということを考えて欲しいのです。そして「やるのか、やらないのか」をまず決め、やると決めたら、どうやったら出来るか、やる方法を考えるということです。やるのか、やらないかも決めないで、迷ったり、悩んだりしている人がよくいますが、順序が違うと思います。
起業をする時も同じです。「儲かりそうだから起業をする」というような理由ではなく「このような人に、このように役に立つので起業をしたい」ということだと思います。利益は目的ではなく、お役に立ったという結果に対する「お役立ち料」です。生きていく上で、このような「何のために、誰のために」という信念(目的、目標)を、きちっと持っていないと何事もうまくいかないと思います。
「人生は一生勉強」「人生はドラマ」「人生に無駄なし」です!
本記事の作成者:佐藤 みちたけ