「ECのその先へ」
株式会社きびだんご / 松崎良太
自分でなんでも決められるのは魅力だと思います。
「決めるのは自分」。でも当たり前ですけど、その裏側として「責任を取るのも自分」なので、何か間違っても誰のせいにもできない。
起業するって、すごくキラキラする言葉だと思うんですけれども、 自分としては、万人が起業したらいいとは全然思っていません。むしろ向いてる人と向いてない人はいるんじゃないかなって気がしています。起業家になれないからダメと思う必要は全くないと思います。
ビジョンは一貫していて、1つは自分たちがやっていることを通じて、1人でも多くのアイデアを持っている人たちのアイデアを実現させることを、ずっと目指しています。
なので、事業のエンパワーメントという軸はぶれていません。
もう1つは、「ECの先にあるもの」をずっと追い求めています。ECは多くの人の中で、完成された感があると思うんですよ。楽天やamazon、 メルカリを見れば、どんなものでも探せて、1番安く買えて、すぐに届くみたいな 、すごく便利な世の中になったと思うんです。
けれども、ECの可能性はそれだけじゃないのでは?という気がしていて。オンラインでものを買うこと自体に、新しいやり方や新しい仕組みを加えて、EC自体をもっとワクワクするような仕組みにしたいという思いが強くあります。
「クラウドファンディングの会社」と最初に言いましたが、それだけではなく、自分たちはその先にあるものを常に探していきたいと思っています。
「何をしたいか」がすごく大事だと思っています。
「起業したいんですけど、どうしたらいいですかね。」という人も結構いるんですが、起業するということは、「目的じゃなくて手段」だと思っているので、なんで起業したいかということがとても大事じゃないかなと思います。
なので、闇雲に起業家になりたいというよりも、「これがやりたいんです」っていうことをきっちり持って、その手段として起業することが、一番いいと思います。