アパレルから行政書士へ
行政書士 赤沼法務事務所 / 赤沼 慎太郎
「起業しようと思ったら、赤沼に任せれば大丈夫。」と、思われる存在になりたい。
ご自身の夢を私達に語ってくださったのは、行政書士 赤沼法務事務所代表の赤沼慎太郎先生です。赤沼先生は、お客様に対する感謝の心を忘れず、お客様第一 に考え、起業支援から会社設立まで様々な事業を展開されています。今日は、アパレルメーカーの営業職を経て、行政書士として独立された赤沼先生にお話を 伺ってきました。
実は、大学時代あまり将来について考えておらず、就職活動は苦戦してなかなか決まりませんでした。
就職活動中、警察官の試験も受けました。特に対策を講じた訳ではなかったのですが、幸い筆記試験に合格したんです。それで、最終面接まで受けることにな り、自分でも警察官になるのだ、と意気込んでいました(笑)。ところが、最終面接の結果は大学4年の11〜12月頃にもらえるのですが、結果的には不合格 となってしまいました。そこで、大学の就職課に相談し、アパレル会社の営業職に内定をもらうことができました。
将来、独立して仕事をしたいと考えていたのですが、当時付き合っていた彼女が、法学部出身で、行政書士の資格取得を目指していたんです。
それで、彼女の話を聞くうちに、行政書士という資格が独立開業して仕事ができるという点に興味をもち、自分も受験しようと思いました。ちょうどその頃、勤 めていたアパレル会社に違和感を感じ始めていて、次に何かをしたいと思っていたので、良い機会であると思い、行政書士の資格を取ろうと決意しました。その 当時は、あまり行政書士という職業に詳しくなかったのですが、次のステップへの第一歩として仕事のかたわら、予備校に通い、勉強に励みました。実は、その 時付き合っていた彼女というのが、現在の奥さんなんですけどね(笑)。奥さんがいたからこそ、今の自分があるといっても過言ではないかもしれませんね。そ れで、猛勉強の末、行政書士の資格を取得することができました。
アパレル会社に入社して3年半が経ち、違和感を感じ始めていたので、どこかでけりをつけて、次のステップに移りたいな、とは思い始めていました。一般的 に、行政書士の事務所は、たくさんの従業員を雇って、大規模な事業を展開しないため、行政書士事務所に就職する機会が少なく、多くの人が、どこかの事務所 で修行して独立するのではなく、前職を辞めてすぐに独立しているって感じだったんです。それで、せっかく資格を取ったのだし、また、当時自分は26歳だっ たので、3年やってみてもまだ29歳。もし失敗してもそこから再出発することも可能だと思い、もともと独立開業して仕事をすることに興味を持っていたの で、思いきって挑戦してみようと思いました。