the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選Part8
公認会計士・税理士事務所 I&Iパートナーズ 代表公認会計士・税理士 石橋 幸生
the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選Part8
公認会計士・税理士事務所 I&Iパートナーズ 代表公認会計士・税理士 石橋 幸生
2002年専門学校在学中に公認会計士二次試験に最年少合格し、中央青山監査法人へ入社。監査法人にて5年間勤務後、公認会計士・税理士事務所I&Iパートナーズを設立。監査法人では日本を代表する上場企業を担当すると同時に、IPOを目指すベンチャー企業の上場支援に従事。
I&Iパートナーズ設立後は、「会計事務所もサービス業」を信念に、税務顧問業務の他、資金調達支援やファンド組成支援などクライアントの立場に立ったサービスを提供。
【事業内容】
紹介ページ
http://www.no1pride.net/consulting.html
就職後だと思います。起業してしまうと自分がトップになるので雇われる立場の苦労や気持ちがだんだんと薄くなってしまいます。私はもともと就職したあと独立しているのですが、普段から気を付けないと自分が雇われていた時はどうだったかという感覚を忘れて行く気がしています。組織に経営者は1人しかいないので、事業が成長することは組織の人数が増えることになり、自分と違う立場の人が増えていきます。その時に経営者だけの思いがあっても組織として成り立ちません。皆と同じ目線に立って組織をまとめていく際に、社員の立場だとどう思うかを考えることは大切であり、それは一度就職してみないとわかりません。
私の場合は高校を出て専門学校に行き、在学中に公認会計士試験に合格してそのまま就職しました。そのため遊んだ時期がないのでなんとも言えませんが、私の経験からすると働くべきかと思います、大学生の場合で働くとなるとインターンシップだと思いますが、インターンシップの場合、良い意味で近くも遠くもない存在であるため、会社の様々な立場の人と隔てなく接することができて、普段聞けないようなことも本音で聞くことができるいい機会だと思います。
行動から始めます。もちろん考えもしますが、動いてみないと始まらないことや、動いてみて初めて見えない穴があることに気がつきます。その時に改めてしっかり考えて前進するのか撤退するのか判断すれば良いと思います。しかし行動を始める前に思い描いているだけではなかなか穴が見えてこないので、とりあえずやってみることが大切です。
営業タイプです。普段は人見知りがちなのであまり話することは苦手ですが、仕事の場合ONスイッチが入るのか、お客様と接している方が新しい発想や刺激が頂けて好きですね。
営業タイプです。普段は人見知りがちなのであまり話することは苦手ですが、仕事の場合ONスイッチが入るのか、お客様と接している方が新しい発想や刺激が頂けて好きですね。
営業タイプです。普段は人見知りがちなのであまり話することは苦手ですが、仕事の場合ONスイッチが入るのか、お客様と接している方が新しい発想や刺激が頂けて好きですね。
そうですね。考えています。海外進出オファーが多いのは東南アジアです。フィリピン、バングラディシュ、カンボジアなどですね。お付き合いのある企業様で、日本に本社があり現地にも支社がある方々などからは、現地の日系企業が苦労しているという話はよく聞きます。もし進出するとしたら、違う土地柄で現地の日系企業の方々をどのようにサポート・サービスができるかを考えていくと興味が湧いてきますね。
休日に出社するということはないので、しっかり休みます。休日でもプライベートな予定が入っていることが多いので、家にじっとしていることはあまりないですね。家にいることは苦ではないのですが、友人に誘われて外に出かけることが多いです。
周りの色々な方々から少しずつ尊敬できる部分を吸収しています。IPOをしていて昔から知っている経営者や、現在お付き合いのある経営者の方々の優れている部分は最大限真似をしたいなと思っています。
右腕と呼ぶのが正しいのかどうかは分からないですが、実務的な信頼を置けるパートナーはいます。元々も完全にトップダウン型でしたが、最近は実務的な相談に加えて会社経営に関する相談も少しずつするようになってきました。会社の方向性や組織に関することなどを相談できる環境があるのはとてもいいとは思うのですが、その一方で、その環境に頼ってしまうと自分で考える癖が抜けていく気がするので、自分の考えはしっかり持つことを心がけています。
会社の内部に関することでいうと、円滑な人間関係による働きやすい組織を作ることが最終的に仕事の質につながりますので、その点は積極的に意識してマネジメントに取り組んでいます。会社の外部に関することでは、お困りの方から、とりあえずわからないことがあったら気軽に相談してもらえるような会計事務所であることを目指しています。例えばお客様とのやりとりの時に、「契約書に書いていないからやらない」といった事務所では、お客様が相談しにくくなってしまいます。そのため契約書にあろうがなかろうが、とりあえずお話を受けてみて、弊社でできる範囲であれば広く柔軟にお答えしたいなと思っています。良く外から俯瞰することが大事と言いますが、「もし私が別企業の経営者だった時に、I&Iパートナーズにお願いするだろうか。」という視点は常にもつようにしています。
起業はゴールではなくスタートであり、たとえスタートしても戻ることができるので、考えに考え抜いて起業する必要はないと思っています。続けていく中で新しい発見があります。ただ、経営をしていくと楽しいこともあれば、必ず辛いことも多く、何度も後悔することになるかと思います。他の選択をしたほうがよかったかなと思うこともあるとは思いますが、何もない中で何かの価値を作り上げていく起業でしか得られない感動や興奮もあるので、是非チャレンジして欲しいと思います。「真剣に取り組んでいけば、努力は必ず報われる」と信じてみて下さい。