the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選Part33
株式会社アマラ
the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選Part33
株式会社アマラ
株式会社アマラ 代表取締役 谷口 雅紀(たにぐち まき)
風水やダンス、心理学など総合的に心身に関する健康法を30年間探求、その知識は多岐にわたる。
師に松永修岳氏を仰ぎ、彼のもとで国際風水環境科学認定講師・風水プランナーとして住宅・オフィス・店舗などを手掛ける。
また、日本建築医学協会会員も務める。こころと身体と暮らしの三つに重点を置き、健康は住まいから始まると説く。
現在は風水を用いて、企業向けに経営コンサルタントを行い活躍中。
総合的経営コンサルタントだけでなく、人事コンサルタントや社員教育など幅広く活動。
株式会社アマラ 取締役 小神カーマ(こがみ かーま)
9歳の頃より母である代表取締役・谷口雅紀を通じて松永修岳氏に出会い、指導を受ける。
幼児期より、薩摩切子の創始者である叔父より美の創造性を学ぶ。
学生時代の海外留学の経験を通し国際的視野を身に付ける。
帰国後、人生とは何かを探求し介護・医療事業へ入る。多くの患者に出会い、健康な状態で人生を満喫し、後悔のない人生を生きるには、どのようにすればよいか探求し続ける。
密教・風水を学ぶ。数多くの成功事例を創る未来マネージメンターとして活躍中。
【会社詳細】
株式会社アマラ:http://www.amalafusui.com/
アマラ仕事運風水ドットコム:http://www.shigotoun.com/
(谷)人間にはやっぱりバイオリズムがあるので、例えば学生の時に自分の運気がいいのならやるべきで、逆なら我慢強く学べばいいと思います。
運が悪い時には起業してはいけません。
若い時に失敗し、年に見合わない借金を抱えてしまうと取り返しがつきません。
なので若ければ良いというわけではなく、個人に適した時期を見るというのが大事ですね。
(小)学生の時に仕事をすると、社会経験が積めるのと同時に働いてお金を貰うことがどういうことなのか学べます。
また遊ぶことも大事なので遊んだほうが良いのですが、私の場合は、学びながら遊んでいました。
例えば、アパレル関係のお仕事がしたいと思った時期は、ショッピングに行きながら「この洋服はここにリボンがあればもっとかわいいのでは。」とか。
常に考え、自分の意見を持つようにしていました。
(谷)あとは半年から一年、海外に出ることをお勧めします。海外では全てが自己責任なので、リスク管理を学べるのが起業家志望にとって良い点だと思います。
(谷)ただ行動するのではなく、それなりに考えてから実行された方がいいと思います。
今の時代は情報過多の時代なので先を読まないといけません。
自分の中に情報を蓄え、それを基に戦略を組んでから動いたほうがいいと思います。
むやみやたらに動いても成功しにくい時代ですので、先を読んで分析し、必要とされるものを持ってから動いたほうがいいですね。
(小)必要な情報を集めた後に、学生さんであれば、小さくてもいいから自分の出来る範囲で事業をやってみて手ごたえを見てみることが重要です。
最初から大きな資本を用意してやるとかではなく、自分でリカバリー出来る範囲で事業をやって反響をみるといった感じです。
(谷)自分たちで得たものを通して、実体験をもとに営業しているからです。
ただ時代が変わると学びが変わりますので、時代の変化に合わせた開発と営業の両方が大事です。
(谷)どちらかというと動くタイプです。
勘で動いてしまうことが多々あります。というのも仕事を通して対人の共感能力が高くなったから、今の勘の良さがあります。
逆に娘が冷静なタイプなので、ちゃんと私を見て注意してくれます。
(小)母親と仕事をしているので自分は娘として、冷静に流れを見直していくタイプですね。
情熱的な部分もあるのですが、冷静に分析しながらものごとを見ています。
(小)今は考えていません。ただ、もしやるのであれば総研という形になると思います。
上場が目的というよりは、仲間を増やして楽しみたいという思いの方が強いです。
(谷)シンガポールへの進出を考えています。
私たちの関係者がシンガポールにビジネス大学を作っているので、そこを拠点として世界に私たちが持つノウハウを発信していきたいと考えています。
(谷)月末は岐阜県の養老山に行き瞑想をしています。
そうすることで頭の回転が速くなるんですよね。
経営者というのは同じ環境に居るだけでは行き詰ることが多いので、休むことで脳に刺激を与えてリセットしています。
(小)風水では、大脳生理学をとても重視しています。
脳内でドーパミンやセロトニンが出ないと物事を前向きに捉えられないと言われているので、休日は、美しい景色の見えるレストランで食事をしたり、森林浴に出かけたり、映画をみたりして気分転換(リセット)しています。
そうすることで、明日への活力になり、また良いアイディアもわいてくるんですよね。
谷)松永修岳先生を尊敬しています。
最も大事な教えが自分で生き抜く力です。
わかりやすく言うと、釣りで例えた場合、魚を与えられるのではなく、魚の釣り方を学ぶことが大切。
この教えは本当に最高のプレゼントだったと思います。
(小)先生は本当に素晴らしい方です。幼少期からお世話になり、経営哲学に始まり、生きるとは何かからすべてを教えて頂きました。
今、自分の人生(母、風水師、経営者)として活動出来ているのは、全て先生のお陰と思っています。心から感謝しています。
(谷)私の娘がパートナーです。
先ほどの繰り返しになるのですが、私が情熱タイプで熱くなったときに冷静タイプの娘が状況を俯瞰してよく見てくれています。
(谷)最も大切なことは人です。
やはり人の心とか気持ちとか、そういうのを大切にしています。
人ありきで人の向こうに全てがありますから、それぞれの人が持っているものを一緒に育んでいます。
(小)もちろん会社の仕組みですとか、ヒット商品をだすなど大切なのですが、人の触れ合いによってそういったアイディアが生まれてくることが、多くあると思うので、人と人との絆、コミュニュケーションがとても大事だと思っています。
(谷)若い時は、自分の欲に正直になってお金を稼ぐ方がいいと思います。
ある程度お金を持ってからどうするのかがポイントです。
最終的にいろんな経営者の方々はどれだけ社会に貢献できるのかといういわば他者への愛で動く方が多いからです。
企業の社長さんは世直し人なのかなと思います。ただ若い時はお金を稼いでお金の気持ちを知らないといけません。
その前提無くして、社会に貢献はできないからです。
まずは自分を抑圧せず、やりたいことを達成していってください。