地球をもっともっと元気に!
明治大学経営学部3年 学生維新代表 学生団体SWITCH 創始者 次世代リーダー緊急会議 学生幹部 / 吉田 勇佑
チャリフェスは「楽しみながら途上国支援に関われる」という新しい文化を誰もが参加しやすいフィールドで作りたいという想いで生まれたものです。しかし、企画を進めて行く中で、スポーツに興味のない人はなかなか参加してくれないという欠点もあがりました。僕達は少しでも多くの学生にキッカケとなるような機会を提供していきたいと考えていたので、運動会だけではなく、間口を広げて企画を開催していきました。
SWITCH主催で高尾山への修学旅行やクラブイベント、交流会や球技大会、セミナーなど本当に様々な企画を開催しました。そういった様々な企画を通じてSWITCHを好きになって頂けて、今までスポーツに関心の無かった人もチャリフェスに参加してくれるようになったりと、良いサイクルが生まれるようになりました。それに、SWITCHは本当にイイヤツが多いんです。人間性抜群のメンバーばかりで、全員が心でぶつかろうとしているし、心で触れ合っています。そういう意味で本当にいい環境だと思います。人と人が絆で繋がっている団体。これはSWITCHの1番の自慢ですし魅力ですね。
残りの学生生活をかけて本気で取り組んでいくのは、当然ながらSWITCHをサポートしていくことです。それから、大学を切り口に「地球をもっともっと元気に」という理念を掲げた「学生維新」という活動です。各大学を活性化(元気に)していく働きを僕らの手で一つの輪につなぎ、学生から若者を、日本を、世界を元気にしていこうというものです。現在、26大学が参画してくれています。かなり強烈なネーミングかもしれませんが、過去を否定し、悲観するものではなく、先代に感謝し、今よりもmore better な社会を作っていきたいという想いから生まれました。また「元気に」の定義に関しては、関わる全ての方々の心の中にあるものなので、あえて僕らでは定義せず、各大学は自由に活動していきます。僕個人としても、今までの学生生活の中でキーワードになっていた「キッカケ作り」や、一歩踏み出す「フィールド作り」をしていき、それを通じてより良い社会を創っていきたい。自分も含め多くの方々と共に成長していきたい。また、これからは、キッカケを提供していきたいという想いを持ちながらも、今まで向き合えていなかった「明治大学」というフィールドで何かアクションを起こしていきたい。母校である明治大学をより良い環境にしていけるような働きかけを行い、そして、自らも明治大学を誇りに想い卒業を迎えたい。そんな想いを持ちながら、取り組んでいます。
どんなアプローチの方法であれ、皆さんの心の底にある「より良い社会を創りたい」という想いは多くの人の中で共通なのではないかと思います。そうであれば、共に手を取り合い、同じベクトルで活動していけたらどんなに素晴らしいか。考えるだけでもワクワクします。 理解を深める中で、ぶつかり合うことは百も承知です。しかし、多くの方々と共に「今」一歩踏み出していきたいです。当然ながら、知識を始めとして、まだまだ足りないものはありますが、論より証拠。実行あるのみだと思います。その中で学び、身に付けていきたいですね。
「走りながら考える」ことの大切さを、オシムが教えてくれましたから(笑) 信頼してくれる仲間、共感してくれる仲間がいるので、誰が何と言おうと僕達はやり遂げます。まだまだ始まったばかりで、ヒヨコのような存在ですが、大いなる可能性を秘めています。多くの同志と共に創り上げていきます。お騒がせすると思いますが、今後にご期待ください。 興味を持ってくれた方々、ぜひ共に歩んでいきましょう。
世界を周りたいです。2010年2月にバングラデシュという、1つの国に行っただけで、価値観が大きく変わりました。人間はどれだけ価値観を高めていけるか、その価値観でどれだけ社会に良い影響を与えられるかってすごく大切だと思うんです。なので、世界を周ることで色々な価値観を身に付けたいですね。最近では「教育」が自分の中でキーワードになっていますので、海外からも素晴らしい部分をたくさん学びたいですね。 そしていつか、日本と途上国の教育を変革した男として、後世に素晴らしい価値を残していきたいです。
僕は、最終的には「人」が全てだと思っています。どんなにビジネススキルのある人でも、人として尊敬できる方、信頼できる方でないと、周りの人はついてきません。 そのため、自分自身には「お前がどんな年齢、立場にいても、素直・謙虚・感謝の心を持ちながら人を大切にして生きろ。」と言いたいです。また、「出来るか出来ないかではなく、やるかやらないか。自分が本当にやりたいことに全力を注げ。自らの信じた道を進み続けろ。」そんなメッセージを贈りたいです。 ありがとうございました。