軸を持たない生き方
起業家スーパーカンファレンス実行委員会代表 / 清原麗
もともと、絶対に代表はしないと決めていました。インターンのOBからも、声をかけられていたけど、代表をやろうとは思わなかったです。しかし、 KSCに対する想いや改善したい気持ちは、人一倍強いと感じていました。ある日、インターン生の教育担当の方から、「代表は、清原で決定ね。」と言われたんです。その時に、代表任意の紙を頂き、ちょっと泣きそうになりました。KSCで自分が経験してきたことを活かしたい、と代表になることを決意しました。
代表をつとめて大変なこともありますが、すごく楽しいです。 辛いときもありますが、私だけが辛いのではありません。目標に向かって一緒に走っている仲間がいるので頑張れます。一人で抱え込んだから辛いかもしれないけど、代表もメンバーの一員です。メンバーの状況をみて、良いアイディアを出していけるリーダーシップをとっていきたいです。また、代表は見られていることを意識しないといけないと思っています。例えば、黒い服装だったら、暗い代表と見られてしまいます。外見も大切にしていますね。
登壇者のアポイントメントは、同期のメンバーに役割を振って行いました。まず、ミーティングでアプローチする方々を決めるところから始まりましたね。面白かったことは、登壇して欲しい方々を並べると、イベントの大枠の色が見えるので、様々な方を上げてはこんなイベントにできたらすごいね!と笑い合ってました。例えば安倍首相のSPが沢山来て学生が恐縮しちゃうよ!といった具合でしたね。 今回の登壇をご快諾頂いた8名登壇者の方々は、それ位テンションの上がる方々です。なので、1回1回のご連絡に最大限の配慮をしていました。苦労というよりは、誰にも負けない想いが伝わる方法を毎回苦悩してご連絡していたことでしょうか。
例えば、堀江貴文さんは4月に一度あるイベントを通してお話を聞きに行きました。獄中にいる間いくつもの事業プランを日々作っていたと聞き、「必ず1000人の学生の前で起業についてお話していただきたい」と強く想ったんです。その想いを込めていました。渡邉美樹さんは、世論で言われるところの評価がありますが、今回はそのイメージに関して公開インタビューの第2部で伺う予定です。登壇アポイントメントからご登壇内容提案まで、チームメンバー同士で入念な確認が必須で一歩一歩が慎重でしたがイベント当日の舞台をイメージすると、とてもワクワクするのでそのイメージをモチベーションにして、皆で動いてました。 登壇者全員が揃ったことが今の原動力になっています。ただ、アポイントメントは通過点の一つだと思っているので、まだまだ苦労とまではいきません!
今回は、様々な学生が集まると思います。これだけ豪華な起業家が登壇されるので、起業家志望の学生にとっては、3つ可能性があると考えています。1つは色んな角度から起業をしている方々の生き方・考え方が、心に響くのではないでしょうか。 また2つ目は、現在インターンをして思うことでもありますが、「起業の魅力と現実」を実感して頂けると思います。最後は、横と縦の繋がりです。参加者の皆さんは、何かキッカケを求めてイベントにお越し頂くと思います。そこに同じ想いの学生と出会える場を設けています。今を駆け抜けるベンチャーの経営陣と交流する機会も企画しております。そんな縦横の出会いを、アツいインプットをした後に、お互いにアウトプットしあって頂き、かけがえのない出会いや1日を作ってことが出来ると思います。