「箱の枠の外で考える」
ジェイ・シード株式会社 / 梅澤亮
そうですね。フィリピンに10年間住んでいたので私は、外人として日本を見る事もできると思っているのですが、日本はこのままだと国際競争には勝てないと思います。成長路線の時には、みんが同じルールに従って、一つの方向に残業も沢山しながら頑張るということを行っていたと思うのですが、今は、「賢さ」と、少しの「ずるさ」だったりという「Think outside box」の意識が大切になってくると思っています。 日本は本当に良い国です。もっと挑戦することが大事ですね。
本当に良い時代だと思います。 TwitterとFacebookで沢山の人々と繋がることができるので。 ただ、それをうまく活用している人と、そうじゃない人の格差が出てきていると思います。そして、大事なのは「会うことだけに満足しない」ことです。本当に大事なのは、会った際の中身やその後です。
そうですね。いくら情報革命が進んでいっても、会社は「人」が全てです。情報革命は、個人が大多数の人に対して大量に情報を与える機会をもたらしました。ただ、公になった情報が世界中に広めやすくなっただけで、本当に影響力を持っている人は、家族絡みだったり、実継続的に会っている信頼関係がある仲間でビジネスを主に動かしてると思ってます。あくまでも、ソーシャルメディアは「ツール」でしかないんですね。軸は「人とのリアルな繋がり」だと思います。
ビジネスが絡んでいなくても、仲良くなれれば10年後、20年後でもその出会いの価値は活きてくると思っています。なので、最初の出会いから無理矢理ビジネスを絡めようとはしたくないですね。
やはり、海外の人々のハングリー精神とエネルギーの強さですね。「何かを成し遂げたい!」だとか、「何かを変えたい!」という想いは本当に強く感じました。特にアフリカから来ている人たちは、環境が決して良いわけでもないのに、「この会議で何かを持ち帰って、何か行動を起こしてやる!」という想いがあるので、特に吸収力が高いと感じましたね。
もう一つ感じたのが、周りで接しさせて頂いている起業家は色々な事業プラン、お金の流れを考える事に本当に長けているということです。その部分は私は苦手なんですね。でも、私の強みは、思い立ったら実行する「Execution(実行力)」だと思っています。そして、実行した事に対してめげずに何度も挑戦して「Try & Error」を繰り返していきます。そして、ベンチャーはこのスキルが一番大事だと思っています。そして、日本にもこの意識が大切だと思いますね。この意識は、今の学生のみなさんにも意識して欲しいです。 語るより、行動。行動をすれば、応援をしてくれる人は絶対にいます。