ビジネス界で活躍する人材を輩出するという使命
慶應義塾大学商学部 / 平岡辰太朗
率直に言いますと将来のビジョンを明確に持っていないので、残りの大学生活を通じて探していきたいと思っています。大学生というのは様々な価値観に触れて自分のビジョンなり夢なりを追い求める期間であると思っているので、これからもビジネスという分野に留まらず、様々な経験をしていきたいです。 単純にもっと多くの価値観を広げられる場所が海外だと思っているため、特に留学には興味があります。実は、父の転勤の関係で幼少期コロンビアに4年間ほど住んでいたのですが、日本とは世界が180度違ったのを強く覚えていて、より視野を広げるためには海外に行くのがベストかなという安直な考えです。
自分の母方の祖父と祖母が両者とも起業していて、会社を経営していました。特に祖父が5つの会社を経営していたことを聞いていて、小さいながら尊敬していたのを覚えています。そういった意味で、起業であったり、経営者というものに対して身近に感じて育ってきたのかもしれませんね。ただ、自分自身先ほど言ったようにビジョンを持っていないという状態なので、起業をすると決めたわけではなく、あくまで選択肢の一つという位置づけです。
単純にビジネス界で活躍して行きたいと思っています。そして、何か社会を動かしたり、社会を変えていけるような仕事をしていきたい。その手段としてビジネスを、扱っていたいと思っています。10年後、高い志をもって、何かを達成することに向かっている自分であると信じています。
今の多くの学生は内向き思考だと思います。日本の中だけでも、色んなところに出掛け交流を広げていく事が大切だと思います。自分自身のコミュニティだけに閉じこもっているのは、本当にもったいない。選択肢を広げたり、考え方を広げていくためにも、多くの価値観に触れる機会が大切だと思います。何をやりたいか決まっていない人はもちろんのこと、やりたいことが決まっている人でも、考えが変わる可能があると思うんです。大学生という立場を利用して、多くの価値観に触れていくことが大切だと思います。