いつまでも人生にワクワクし続けてくれ!
慶應義塾大学理工学部 / 植原正太郎
「純粋なスポーツの魅力で、社会問題にアプローチできること」
ブラインドサッカーの方で、引き続き新しいチャレンジも行っていますが、株式会社トライバルメディアハウスというソーシャルメディアマーケティングのコンサルティング企業で専門性に磨きをかけています。トライバルメディアハウスには2011年1月からインターンとして雇っていただいていて、この春休みは2つのインターンを掛け持ちしているかたちになります。また、インターンのかたわら、他のNPOのソーシャルメディア活用の支援も行っており、勉強会の開催や、活用相談に乗ったりしています。
まずは、ソーシャルメディア、そしてマーケティングに関するプロフェッショナルになりたいと考えています。 そして、その専門性を企業だけではなく、非営利団体であるNPO、NGOなどが取り組む、社会的事業のマーケディングや広報に活かしていきたいと強く考えています。その様に考えている理由は2つあります。1つは、ブラインドサッカーのような単体ではメディア力がない団体でも、TwitterやUstream、ブログなどのソーシャルメディアを活用することで、伝えたい情報を社会に対してしっかりと発信できます。
これは結果として、団体が取り組む活動への社会的な「共感」が生まれ、人・モノ・情報、そしてお金も生み出すことに繋がります。もちろん、企業でも一緒のことですが、非営利団体の場合この「共感」というのが特に生まれやすいんです。僕はここに強い魅力と、可能性を感じています。そして2つ目は、「社会に対して明確な意義のある仕事をしたい」と考えているからです。社会起業家への憧れは今でも強いです。自分が目の前で取り組む仕事が、社会を変えていくことほど、ワクワクするものはないと感じています。
いまの僕にとっては、「非営利団体ソーシャルメディア活用支援」というのがその仕事なんです。いまはとにかく、「専門性を磨く」事を重視して頑張っていきたいと思います。
「自分のやりたい事を真剣に探そうよ!」って伝えたいです。
何の為に働くの?
何の為に生きてるの?
何を残していくの?
と考えた時、最終的にたどりつくのは「自分が心の底から楽しいと思える事をやれるかどうか」だと思います。普通に中学校、高校、大学と進んで「みんなが就活するから就活する」っていうのが大半の学生ですよね。そして、その流れの中で、ほとんどの学生が「自分が本当にやりたい事」を見つけられないのが現実です。でも、それは誰のせいでもなくて、探す努力をしていない自分のせいなんだと思います。
ぼくはこの1年間のインターンやさまざまな経験を通して、そのことに気付けました。ですから、自分のやりたい事を探す努力と、見つかったらそれに真剣に打ち込むことをして欲しいです。
「いつまでも人生にワクワクし続けてくれ!」 仕事でも、趣味でも、家庭でも。すべてのことに、ワクワクしていて欲しいです。