“他”の存在しない独自の経営
株式会社レバレッジ / 只石 昌幸
僕の考えとしては、自分たちのビジネスのフィールドに“他”というものが存在した場合、そのビジネスはやりたくないですね。はっきり言って、こんな僕が勝てる気がしないし、競争が嫌いですから。だから、独自のやり方をおこなっています。例えば、自分たちで予めルールを作ってしまい、競合が出てきたとしても競合ができないような魅せ方をしてしまいます。競合とは競争はしないという考え方です。変な話、うちには競合がいないから競合にすべて情報を流してしまってもいいと思っています。だからうちのセミナーは録音・録画全部オッケーで誰に対しても対等な扱いをするようにしています。僕自身のオリジナルはないと思っているので。世の中には原理原則があると思うし、僕自身本を読んだり人と会う中で学んだことを話しているに過ぎませんから。
なんでしょう・・社長って思われることがない僕が答えちゃって良いのかな(笑)。やっぱり、コミュニケーション能力は大事だと思います。あとは、人を頼ることができる能力ですね。これが、大事だと思います。極論を言っちゃうと、社長は能力がありすぎる人がなっちゃいけないと思います。だって、全部自分でやろうとしちゃいますよ。飽くまで、僕自身の考えですけど。人に仕事を与えずに自分だけですべてやってしまったら、会社としては人間が育たない環境になってしまいます。だから、社長はしっかりと人に仕事を任せることができないといけないと思います。
とにかく、僕は社長になって、人生を変えられた。だからこそ、サラリーマン時代にダメでも、社長になりたい!って言う人が社長になれる会社をたくさんつくりたい。グループ会社として10社100人20憶をまずはやってみたいですね。何をやるかはその社長がやりたいと思えることをやればいいみたいな形が理想です。グループ会社としての仕組みはこちら側が提供してあげるという形です。猛烈に会社、社員、クライアントが幸せになる仕組みを作りたいと思っています。
僕は、色々なクライアントさんに対してもそうなんだけど実績のないことっていっちゃいけない、と思っています。だから、僕の就職活動時代の実績として言えることとしては、キーエンスっていう会社に入ることができたのは、他の学生以上に本気でその会社に受かりたい、って、誰にも負けないくらいの気持ちでキーエンスの入社試験に望めと思い込めたことです。 大部分の学生はスケジュールが空いたからとか練習のためだとかで色々な会社を受けると思うんだけど、僕は一社しか受けませんでした。その分、空いた時間を利用して、自己分析をしまくりました。自己分析ワークシートは、10冊同じ本を買ってきて10回やりましたよ。 僕が言えることとしては、学生には本気でどこに働きたいのかだけではなく、本気で“自分とは何か”ということを分析して欲しいと思います。自分を知ることができれば自信も伴ってくると思います。自信がつけば行動することができるようになると思います。本気でやりたいことが見つからなかったら、仕事をしながら見つければいいと思いますよ。とにかく止まることなく行動し続けること。このことが大事であると思います。あと、最後に言いたいのは自分の弱みが最大の武器になるっていうことです。自分の弱さが強みになるということを知ってほしいですね。