僕が感じるラブな人を繋げると幸せになる。
プロフェッショナル・コネクター / 勝屋久
僕、小さい頃から壁に絵を描きまくっていた子だったんですよ。(笑)ひたすら描いてて、小学2年のときかな、先生から「絵描きにはなれない。絵の仕事はできない。」って言われちゃって。それから、自分が描いた絵を見られることが怖くなっちゃって。「もう絵なんて書きたくない!」と思ったり。コンプレックス状態に陥っちゃったんですよ! 社会人になって、友人の会社で絵をこちょこちょって書いていたら、「絵描くの上手いね〜。」って言われて。「いや、でも僕のコンプレックスだから…。」また別のところでも、僕が絵を書くと、すごい!!って言われてね。あまりにも好評だから、アーティストさんに見せる機会があったんです。 そしたらね、なんて言われたと思う?
「魂が入っている!」って言われたんですよ。そこから、僕の閉ざしていた心は開き、 自分でも絵を書いていいんだなぁって思ったのが48歳だったんです。 僕は、絵描きになりたいわけでもないし、これで食べていきたいとも思っていなければ、素晴らしい絵を描こうとも思っていない。好きだから描きたい!それだけ。
独立したのが、3年前で、以前はIBMという会社で仕事をしていたんだけど、37歳のときに、どんな人でも輝けるということがわかったんですよ。僕には、人と人を繋げることに才能があるなって感じて、48 歳だったけど、覚悟を決めて、プロフェッショナル・コネクターという新しい職業つくりにチャレンジしました。その人の本質はわかるけど、自分がわからない固定概念があったけど、人と関わっていく中で自分が輝く。それが原動力にもなっていますね。
それは今、僕の課題でもあるんですよ。ビジネス・ブレイクスルー大学の客員教授をしていて、相手(受講生)はやっぱり見えないわけですよ。(笑)「こわいよ〜(汗)嫌だ、嫌だーっ」って思っちゃうんだよね。そういう場合は、何人か学生さんを集めたり、収録前に、学生さんと話をして雰囲気をつかんだりね。
エネルギーがあるからだと思いますよ。あとはやりたいことを思いっきりやれているからじゃないかな。あまり嫌いな人なんていないし、ストレスを感じないことかな。僕が出会う人はみんな仲間です。
その人が覚悟を決めて生きることかな。起業は手段です。 何をするとか、形式は問わないけど。起業や独立に大切なのは、自分のうちから発するピュアな欲求と違和感のない、だれのため、なんのための言葉化、そして行動力です。 やりたいことなので、少しくらい苦しくても、楽しいのです。やらされている仕事と違うので…。それが魅力と思います!
自分のことは、一番わからないのです。自分のどこがお役に立っているのかを人と繋がって聞くことが大切なのです。たとえば、「あなたの笑顔に元気をもらうよ!」と言われたら、その人の笑顔は役に立っているからブランディングに繋がるのです。僕も仲間から自分のいいところを教えてもらいました。