社会は意外と優しい。だからあなたも挑戦しよう!
株式会社BYD 代表取締役/井上 創太
人対人のビジネスをやっているので、関わる人全員が幸せになるようにということと、全員が成長できる環境を提供していくということを心がけています。実は教育というのは学ぶ側ではなくて与える側が一番成長すると言われていて、与えることを通して僕達も成長していく。仲間とのコミュニケーションだったり、先生とのコミュニケーションだったりとか、これから生徒が増えていく中で、生徒の人生にどれだけ寄り添えるか、その子が入ってくる前と入った後で、従業員が働く前と働いた後で、どれだけ変化しているかということを一番大切にしています。
大学の友だちを大切にしろということですね。僕は大学の友だちをあまり大切にできませんでした。先日大学を卒業しましたが、自分は大学の中では何もやってこなかったと思っています。大学に不満を持っていて、大学に友達も先輩もいなくてゼミからも迫害されて、そんな僕を神様がかわいそうだと思って、3rd Classというこれからの教育のスタイルを変えてくれるアイディアが生まれたのかと思っています。そこは感謝していますが、もっと大学の友だちを大切にすることはできたと思います。
よく学外で活動している人の中で、大学の友だちをディスる人がいますがそれは違うと思います。周りの人間が下ではないし、下も上もない。どんな人間でもリスペクトする心が大切。僕の周りでも、学外でめちゃくちゃ活動していて、学内でもすごく人気って人はいっぱいいます。そういう人たちのほうがかっこいいと思います。なので、大学を大切にしようと言いたいですね。
小学校も中学校も高校もつまらない授業はありました。つまらないセミナーも山ほどあります。僕はセミナーやイベントに大学に入ってから200〜300回位行って、恐らく日本で一番セミナーに参加をした大学生だったと思います(笑)。なので、いろんなパターンを見ました。 そこで気づいたのは、これからの教育において、一番大切なのが、コーチングとファシリテーションとコラボレーションする力だと思います。今教育はどんどんe-Larning化しているし、統一化されていて、レベルが一緒のものをどんな子も受けられる。例えばマナビーは無料、スクーも少額で学びを得られます。知りたいと思ったら、GoogleやYahoo!が教えてくれるし、YouTubeには動画もあります。だけど、その子たちのモチベーションを維持してあげる存在が僕は重要だと思っています。 彼らが本当にやりたいことを引き出すコーチング能力とか、彼らに目標を設定してあげる能力が重要です。だから3rd Classでは20人に対して5人のスタッフがいて、みんなの目標を管理しています。一人の人の目標を設定してあげて一緒に走って行く、伴走者のような存在です。3rd ClassにはTOEIC800点の子を何人といった目標はなく、一人ひとりに目標を設定してあげてそれを達成してきます。これからは個々にあった教育が求められていると思っていて、個の時代が来るからこそ個と個のコラボレーションも求められて来ます。