若者がカッコ良く、夢中になって挑戦できる環境を創る
株式会社営業課 / 前嶌剛
私は多くの方が「営業」という言葉に対して職業や企業活動としてしか、捉えていない事に疑問を感じています。
皆さん日頃から相手の事を知る、自分を売り込むという事は当たり前のように行っています。 ですが、ひとたび仕事となるとプライベートで当たり前に行ってきた相手を知る事や自分を売り込む事に対して無意識にブレーキをかけてしまう方がいます。 これはあくまでも例え話ですが、人は必ず恋愛をする時に営業をしています。 目の前に素敵な人が現れたら声を掛け、連絡先を交換してそこからメールや電話、デートを繰り返すことで距離を縮め、互いの気持ちが一致した時にお付き合いが始まります。 これは企業でも行われていることで、自社の商品がマッチする企業を見つけ、提案に至るまでに必ず恋愛と同じプロセスを辿ります。 恋愛に限らず日常の中に営業力を磨くチャンスはいくらでもあります。 つまり、仕事とプライベートを切り離す事は良くても営業というモノに関しては切り離すべきではないという事です。 何よりもプライベートでも意識を高く持ち、周囲と接している人は仕事でも高いパフォーマンスを発揮しています。 こうした考え方、捉え方を広めていくことで“営業力を養う場面は常にある。営業経験を積むことが将来に与える影響がとてつもなく大きい。”という事を伝えていきたいと思っています。
私自身は前職の会社にいる時に「事実は1つ、解釈は無数」という言葉を学びました。 どんな物事も事実に対してプラスに捉える人もいればマイナスに捉える人もいます。 営業も一緒です。 仕事でもプライベートでもどちらからも営業という意識を切り離さないで欲しいですね。
私にとっては、20代前半に離婚を経験した事が大きなターニングポイントになりました。 それがキッカケで自分の人生を真剣に考えるようになり、ビジネス書やセミナーという言葉さえ知らなかったのですが、この時期から経営者の書いたビジネス書を手にとって読むことを始めました。その時に、「この人達の生き方って凄い楽しそうだな」って思えたんです。 そこからは事業も何をするかも決めないまま、漠然と起業する事を考えてとにかく 必死に目の前にある仕事をしました。
仕事がメインの学生でした。母が病気になり、毎週、3~4日は病院に通うことになったことで、その時から実家へ家賃や食費を入れる事は勿論、友達と遊ぶのも仕事の時間を縫ってという形でしたね。今を生きるのに一生懸命でした。青春っぽさがなかったですね。(笑)