手数料売買への疑問と決別
スクラムトライ合同会社 / 前田 紘孝
自分でお客様に当たっていき、自分を信じてくれた人たちに、自分の力で還元していけることです。まだ始めたばかりで、半年に1回の配当もまだでプラスもマイナスも決定していません。なので、まずはこの第一回の配当で、信じてくれたお客様にプラスを還元したいですね。
やはりそこが醍醐味です。もちろん逆に背中合わせのリスクもあるんですけど。『お前に預けて損したよ』と(笑)でも以前のように手数料を気にすることな く、心の底からプラスにしようとして頑張った結果だったら心の底から『すいません』という気持ちになれます。もちろん次の配当では必ずプラスにしようとい う気持ちにもなりますし。あと、成功報酬制度にしているので、やはりお客様にも『こいつは本当にプラスにしようと頑張っているんだな』と理解もしてもらえます。
一番は営業の苦労ですかね。運用の苦労ももちろんありますけど、どうしてもこの額を、この日までに集めなくてはいけないというのが事業の採算ラインとして あるので大変ですね。あと、僕の会社では、モノがない。営業するときに、『こういう運用します、なのでこの金額を出してください』ということはできるんで すけど、形はないんですよね。
なので、今はブランドもないし形もない、目に見えているのは僕自身だけなので、苦労といえば営業ですね。
顔が見える、ということだと思っています。
中堅でも大手でも、特に大手ではそうですけど、一体何人のファンドマネージャーがいて、どう運用していくのかが不透明なことが多いんですよね。すごく距離 感があって、話もさせてもらえない。もちろんこういう世界ですから、結果ありきで考えれば、プラスになって怒る人なんていません。でも僕はそれだけではな く、その中で誰が、どうやって運用するかがすぐ見えるようにしています。ファンドマネージャーが営業もしている訳ですから、そこは一つ面白いところだと思 います。
なので、今はファンドを買ってもらうというよりは、トレーダーを1人雇ってもらうような感じですね。
たとえば本業をしながら、銘柄を選んで、売買のタイミ ングを計り、一喜一憂して儲けを出していくというのは、以前からやっていた人でもない限りなかなか難しいと思います。そこで、ある程度人に任せたい、任せ たいけれども証券会社ではどんどん手数料をとられてしまう。そういう人たちには、僕のようなファンドが適していると思います。
なので、今の商品のミソは、気軽な金額でヘッジファンドができることと、もれなく僕という投資アドバイザーが付いてくることですかね(笑)