起業家インタビューのthe Entrepreneur(アントレプレナー)インターンの大学生が起業家へ取材！

「10年後の未来を明るくしたい」

今後の展望についてお聞かせください

　今後はPRの研修サービスを行いたいです。代行サービスでは、PRのノウハウはブラックボックスの状態なんです。ましてや中小企業やベンチャー企業にあまり認知されていないんです。その結果、PRが出来ていない企業が多く存在し、世間に知ってもらえないのが現状です。そういうブラックボックスを出して企業自体がPRを出来る仕組みを作ることです。大きい事を言えば、10年後の日本はどうなっているのかと考えた時に、技術的な進歩は想像つきますよね。例えばハイブリットカーの性能が良くなっているとか、一般的に携帯電話で3Dテレビが観れるというふうな具合です。けれども10年後の社会はどうなっているかは全く想像がつきませんよね。しかし、どうなっていてほしいかと考えた時に、たとえ不景気でも楽しく暮らせる社会が良いなと私は思うんです。そのためには中小企業が自立をするべきだと思ったんです。今の中小企業の多くの形態は大手企業の下請けの構図になっているんです。だから大手企業が破綻すると、中小企業も影響を受けてしまいます。それが今の日本の現状です。それを変えるためには、中小企業がビジネスを選択できる必要があります。PRのノウハウを全て差し出して、中小企業のお手伝いが出来ればと思います。そこから10年後の未来を明るくしていければと思います。そういう日本の将来を明るくする一部になるサービスを目指します。

杉田社長自身の夢は何ですか？

　自分でPRができる中小企業が1000社生まれるような支援をしてきたいです。先程も申し上げましたが10年後を考えた時に中小企業の活性化が必要不可欠だと思います。その思いから活動をしていたら、周囲からもターゲットは中小企業だと思われるようになりました。そう言われた時に、やっぱり大企業ではなく、小さな企業やベンチャー企業の支援が必要だと思いました。社会に必要とされている事と自分がやれる事をこれからもやり続けようと思いました。

学生へのメッセージをお願いします

　学生時代は自分がどうしたいか、どうなっていくかを見極める期間だと思います。将来何をしたいかを見つけられるかが大切です。私の学生時代は特に何がしたいという目標はありませんでした。学生の皆さんには自分のやりたいことを見つけてほしいです。何をしている時が一番嬉しいのか、幸福感を味わえるかを考えると良いと思います。けれどもなかなか答えが出てこない時があると思います。しかしそこで考えるのをやめるのではなく、ひたすら自問自答を続けてください。その結果出した答えを持っている人は絶対に強いです。学生には「これ」と言えるような芯やミッションを持って欲しいです。

本日は、お忙しい中インタビューさせていただきありがとうございました！