ITのビジネス活用でNo.1になる
株式会社プロレイヤ / 森田浩之
モバイルコンピューティングの世界でパソコンは不要になりそうな勢いです。
つまりパソコンは、オフィスや家に備えつけておくものになります。そのかわりiPhoneやAndroidを搭載するスマートフォンになります。スマートフォンとGoogleに代表されるクラウドサービスとの連携が主流となっていくのではないでしょうか。モバイルコンピューティングの利点は、場所と時間を選ばないところですよね。何時でも何処でもどの端末でも同じ情報を見ることができます。一昔前、シンクライアントが流行りましたがデータをローカルに持たない点で共通しています。それがスマートフォンとクラウドサービスで花開こうとしている感があります。
開発よりも、今のご時世にあったサービスをネット上で行いたいですね。
今は不況ですが、物販って面白くて、いくら不況でも物を買いますよね。米や味噌など日常品は買うでしょうけども、実はブランド品なんかもみなさん買っています。ただ、正価ではなく、ちょっと安いと買います。それは3割引以上だと買うそうです。ですから不況だと物を買わないという単純な図式ではなさそうです。その中で考えるのは、不況下でのITを活用した物販サポート事業です。モバイルコンピューティングの切り口では、スマートフォンや携帯での物販がターゲットとなります。
背骨がしっかりとしたビジネスプランがあるということですよね。大きなミッションがあってそこがぶれない、そしてそこから派生している事業を行う。これが大事ですよね。そう考えると自社の背骨というのはITのビジネス活用だと思っています。アプリやゲームではなくビジネスで活用できるITで成功したいと思います。
世界征服(笑)。それは無理だと思うので、どこか一分野でNo.1になりたいとは思いますね。そして、それが実現できるのは、ITのビジネス活用という分野のサービスをニッチな空間に提供することだと思います。
まずは「組織のしっかりした大手の会社に入りましょう」ということですね。
起業するにあたって、いきなりというのは、よほど能力がすぐれているか、アイディアしっかりしているかです。そうでない場合は組織のしっかりした会社に入って、経営や会社の仕組みを知る手順を踏むべきですね。そうすることにより起業リスクをある程度軽減できるのではないでしょうか。