起業家インタビューのthe Entrepreneur(アントレプレナー)インターンの大学生が起業家へ取材！

「荷物一つでオーストラリアへ」

インテリア会社ではどのようなことをしていましたか？

　TIME&STYLEというインテリアショップに就職したのですが、そこでの仕事は本当に内容の濃いものでした。2か月以上休みなしで、朝9時に出社して深夜2時頃まで働くというスケジュールは当たり前という生活を続けていました。それでも、仕事がとても面白かったので苦ではありませんでしたね。
　 ショップでの販売仕事もしましたが、営業経験を買われ、設計事務所からの依頼やマンションモデルルームのコーディネート業務など法人向け業務の立ち上げを担当しました。法人営業は徐々に拡大していき、店舗の売上げと同じくらいの規模に育っていきました。

売上も増加し、楽しい時期なのにどうしてやめてしまったのですか？

　私の勤めていたショップは、国内生産の商品を主としていましたが、海外からの輸入品も取り扱っていて、貿易の仕事も垣間見る事ができました。
　 語学は出来ませんでしたが海外との取引に興味を持ち始めました。尊敬していた社長に相談したところ20代のうちに海外で色々と経験をしたほうがいいとアドバイスをいただき30歳を前にして思い切って日本を出る決心をしました。

社長の言葉で退職したんですね

　はい。それが大きかったですね。現地でなんとか3ヶ月滞在できる程度の所持金と、ホテルを3日間だけ予約して荷物ひとつでオーストラリアへ旅立ちました。
　 ホテルに滞在している3日間で、現地の語学学校や当面の滞在先を見つけ、オーストラリアでの生活を始めることができました。

何年間滞在していたのですか？

　ビザの限界があったので2年で区切りをつけました。帰国後は当初の目的だった貿易の仕事がしたいと考えていたので、日本に帰ってきてから就職活動をして、輸入雑貨のメーカーに就職することができました。

どのような業務内容でしたか？

　色々やってみたのですが、自分の考えが甘かったということを痛感しました。独立して初めて過去に勤めていた社長たちの言葉が理解できましたね。
　 自分の仕事のペースと相手のペースが違ったりとなかなか思ったように業務がスムーズにいかないこともあり、お互い納得の上、別々の道を進んでいくことに決めました。 そんな経験から自分自身でWEB制作が出来たほうがいいと考え、本格的に勉強を始めました。

その事業はどうなったのですか？

　色々やってみたのですが、自分の考えが甘かったということを痛感しました。独立して初めて過去に勤めていた社長たちの言葉が理解できましたね。
　 自分の仕事のペースと相手のペースが違ったりとなかなか思ったように業務がスムーズにいかないこともあり、お互い納得の上、別々の道を進んでいくことに決めました。 そんな経験から自分自身でWEB制作が出来たほうがいいと考え、本格的に勉強を始めました。

「荷物一つでオーストラリアへ」

現在の事業内容を教えてください

　ホームページのデザイン制作が大きな柱です。多くのWEB制作は作るだけで終わってしまうことが多いのですが、私は作るだけでなく集客方法やビジネスモデルの構築などコンサルティング業務も行っています。また、最近ではセミナー講師等もさせていただいています。

その事業で社会をどういう風に変えていきたいですか？

　セミナーにご参加いただいた方々との交流の中や、クライアント様のお話を聞いていると、素晴らしい才能やスキル、サービスを持っているのに、ITが苦手という理由で損をしている人がたくさんいると感じました。
　 そういう人が、少しでも苦手意識を解消して、もっとWEBを気軽に活用できる為のお手伝いができればいいなと思います。最近ではその試みの一環として、USTREAMを使い、WEBについての基礎知識を無料で提供しています。
http://www.ustream.tv/channel/midnation

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