ビジョンが違う人の意見は聞かない
株式会社美人時計創業者 フィリアデザイン代表取締役 / 中屋優大
最初は、世界に名前を売ること、そしてしっかりビジネス出来ることを目標にしました。
その後、人の共通して興味ある要素をピックアップし、人気のある事業を洗い、成功率をあげましたが、問題は山積みでした。
1つは制作費がほぼなく、広告費も出せなかったということです。そこで360名の素人モデルの方に「面白い!」とクチコミされるよう様々なしかけを考えました。サービス名を「美人時計」としたのもクチコミの1つです。
その結果、ローンチ当日は1万PV/3ヵ月後には100倍の100万PVを記録しました。
メディアから企業まで、さまざまな問い合わせも多く頂き
3ヶ月目で、ビジネスの基礎/軌道をつくることに成功しました。そして
5ヶ月目、iPhoneアプリで1位を記録/会社創業。
7ヶ月目、会社を1度バイアウト。
12ヶ月目、世界進出、1年数ヶ月でさらに会社をバイアウト。
人気サービスをつくることに成功し、会社を2回売りました。
ちなみに一番最初に連絡頂いた企業は、個人経営の小料理屋さん。とても先見性のある方で、要望は「店舗前に、美人時計を置きたい」という内容でした。
まず美人時計がヒットをした理由に「ローンチ前の徹底したシュミレーション」があると想います。
シュミレーションの結果が良ければ、信念が持てますし、仲間とも共有できます。違和感があればまず「自分を疑い」それでも納得できなければやめた方がいいでしょう。
あとは素人だけに、柔軟な発想があったことです。プロの意見も大事ですが、壁をつくられる場合が多いです。
プロも場があってのプロ。それなら「場をつくってしまおう!」と大口叩いてました。
ただその企画会議は、ビジョンが広く、知識が相当深い2人で行いました。
僕は何かを生み出す会議は、意見がまとまるように2人で話します。
あと企画に関しては、素人とかプロとかあまり関係なく「ワクワクするかどうか?」で判断しています。
最初の譲渡は、創業2ヶ月目ですが、美人時計を大きな組織にするためです。譲渡が条件というのもありましたが、サービスが広まれば問題なかったので、代表を譲りました。
また次の譲渡は、サービス開始して1年数ヶ月後。その間に、多くの人に感動をもらいました。
「1日でこんなに生活が変わるんだ。」というスピードで、沢山の成功も体感できたので 話を頂いたときに、自然に承諾できました。
あとは美人時計がゴールではなかったので、次の事を考えていました。
アイデアの産み方には最初相当苦労しました。というか、産み方わかりませんでした。
なので最初に「アイデアとはどういうものか?」を理解することをオススメします。
僕がアイデアを産むときは
1.アイデアを産みたいジャンルの情報を広く深くインプット
2.相対/無縁のジャンルの情報も深くインプット
3.脳を混乱させる
4.リラックスさせる
という工程で行っています。
また僕は「足でメール打ったり/映画を2倍速で見たり」つねに脳に負荷をかけています。