本気の先に「感動」がある
株式会社ウィルゲート / 小島梨揮
うちの会社もそういった所に同じような想いで取り組んでいる社員が多く、共感してくれる社員が多いのでその想いは逆に共感しますね。
当時、自分の会社に働いていた人達はそういう人ばかりではなかったんです。お互い想いやることが出来たのなら「もっと頑張ろう」と思えるはずで、その想いが増幅するはずなんです。そういう人達と仕事出来るというのは嬉しいことですし、楽しいことですよね。
まずは、
リーダーとしてやらなければならないことは、理念としてそれを定め、「組織としてどうあるべきか」ということを明確にして、どこに向かうのかというビジョンを打ち立てること。
ビジョンがないということは、責任に応えられないということなのでそこはしっかりと理念とビジョンを見据えた上でそこに向かう過程において、皆がいかに共に感動し合える環境をつくれるかどうか、というのが大きいところで言う仕事になると思います。
リーダーシップの定義で言えば、自らビジョンを掲げて組織を導いて最後に結果を出すことです。
組織を導く過程で、目標に至らない人が出てきます。
方法論において営業が取れない、ということもあれば、もしくは気持ちの面で、「理想は分かるんですけれども、現実の自分を見る度に、そこに至る道が見えていません」といった状況です。
そう言った時に細かいところで道をつくってあげたり、示してあげるということも、組織を導く上で大切なことです。
組織に携わる人達が働きやすいような環境、道をつくることですね。
日々、仕事をしていると業務に没頭してくるので、「理念」や「人・組織」というところからちょっとずつ外れてしまうんですね。そうなると仲間の価値観がちょっとずつズレていくのでそれらをリーダーが擦り合わせていかなければならないです。
こうした行動を起こしているのにも関わらず、最後に結果が出せなかったとしたら、それはリーダーとは言えません。そこまで巻き込んでどれだけ「良いリーダーだった」と言われたとしても結果がだせなければリーダー失格です。全ての結果、責任を受け入れる必要があります。
となるならば、誰よりも努力をしなければならないと思っています。人の2倍、3倍、10倍以上の成果を持ってこなければならなりません。そういう意味では責任の多い仕事とも言えますね。
当たり前にしていることなので、意識的なことがどこまでか分からないんですが、自分がされて嬉しいことは他の人にもするようにして、ちょっとした感動を与えられたら良いと思っています。
意識レベルにおいて、人に対して喜んで頂きたいもしくは安心して頂きたいことを提供出来るようにアンテナとして張っているので、そこは習慣化していますね。
挨拶も先ほど言ったように、自分がされて嬉しいことやちょっとした感動を与えるという中の一つですね。自分がソワソワしている中で、そこに対して周りの人達が気にかけてくれるというのは、安心感があり素晴しいことだと思っています。
大切なことや考え方というのは、常々触れていないと日々忙しくしていると頭が違う思考に切れ変わって飛んでいってしまいます。なので、うちの会社の場合は、目標達成も大切なのですが、価値観を大切にします。
例えば、チームとして持っている価値観を評価として紐付けるために、定期的にフィードバックを行なっています。フィードバック等を行なうことによってそこに新たな気づきが生まれるんですよね。
そういった機会を社内の制度や仕組みとして落とし込むことによって会社としてのメッセージをそこに詰め込んでいます。
結局はこうした価値観を自分のものとするために内省していかなければいけないので、自分で噛み砕いて自分の物する機会を作り上げることも意識しています。常々言っているとその人の価値観になるんですよね。それくらい深くしみ込むものになるので、一人一人の発信機会を増やしていけるよう、機会提供をしております。
いいですね。そういったイメージだと思います。日々の中でクレドについて考える機会って普通はないじゃないですか。会社としてそういう機会を作っているからこそ、そういった醸成機会があるので、自分としての気づきや、他のメンバーの話を聞いての気づきがあるんですよね。
色々と自分たちが置かれている立場によって、メッセージというのは変わると思うのですが、共通して言えることは「何かに対して熱く打ち込む。後悔がないような日々の過ごし方をしていって欲しい」と思いますね。それはサークルでもアルバイトでもインターンでも何でもいいです。
大切なことはそこに対して本気でやるということです。本気でやっていれば、そこに対して気づきや感動が待っています。その過程の上で、自分の価値観の醸成といったことに気付ける瞬間があると思うので、時間を活かしてそこで自分という価値観や想いに気付いて欲しいと思います。それを続けていくと、道が開けてくると思います。
本気でやって成長すると、そこで出来ることが増えて、出来ることが増えると、何か夢が出来た時にその実現に繋がっていきます。
まずはそこに対して本気で向かうことがスタートとなると思うので、「本気で行動をする」ということを意識して欲しいですね。