起業家インタビューのthe Entrepreneur(アントレプレナー)インターンの大学生が起業家へ取材！

ネットサービスだけではなくリアルな体験を

どんな映画館を作りたいですか？

　公園みたいに寝そべって観ることが出来る映画館や、スクリーンを上にくっつけてプラネタリウムみたいに映画を観ることが出来るような映画館がいいです。

五十嵐さん自身も昔から映画が好きだったのでしょうか？

　人並みに好きでしたが最近少し詳しくなりました。どちらかと言えば、映画自体ではなく、仕組み作りや、きっかけの好奇心の方が強かったです。

ちなみに一番好きな映画は何ですか？

　最近でいうと、「LIGHT UP NIPPON」は感動しました。
　あとは、園子温監督が撮る作品が好きです。「愛のむきだし」とか。ハリウッド映画だとノーラン監督とか好きです。

このドリパスのビジネスモデルはどのような形なのですか？

　チケット手数料収入とマーケティングデータ販売です。

極端な話、昔の作品はDVDでも観ることが出来ます。自ら投票までして映画館で観たいと思わせるような工夫はされているのでしょうか？

　「お客様主導」と「プロセス」を大事にしています。出来るだけ何の作品をどこで上映するかを、今は場所までは選べませんが、出来るだけお客様自身に裁量を委ねて自分たちで創っていけるような、自分たちが映画館の支配人になった気分を味わってもらうような体験が出来るように心がけています。

今後の展開等ありますか？

　東京でしかやらない映画を、「うちの街でも上映して！」という声を集めて、新作の拡大上映とかも近々やる予定です。

僕自身、一番好きな映画が生まれた年に上映された映画なんです。ドリパスを使えばそういう映画も劇場で上映出来るというのは大きな魅力ですよね。

　そうですね。あとは、ネットサービスだけではなくリアルな体験をご提供しているからこその強みをもっと出して行きたいです。

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