何事も遅過ぎるという事はないと思います。いくつになっても探し続ければ良い
合同会社つくる社 / 石原淳也
CoderDojoをビジネスとしても運営していくことはあまり考えていません。私は、「継続」させていきたいんです。短期間で終わってしまっては意味がない。少なくとも子供が大きくなる、6、7年ぐらいは続けたいですね。まずは続ける事が大事。資金を得たりしてビジネスとしてやった場合、うまくいかなかったら1、2年ぐらいで終わってしまったり方向性が変わってしまう可能性があります。そういう意味で今はマネタイズは考えていないです。
周りに惑わされないで、自分で考えるということ。
大学にいたとき、メーカーや銀行などの大手に行く人が多かったのですが、私にとってあまり魅力的には映りませんでした。各企業のリクルーターの先輩に会って話を聞く中で、いちばん私がこういう人になりたい、この人は面白い、と感じた先輩がいる会社に行ったんです。普通、学生は会社の名前、大きさ、知名度などで決めてしまう傾向があると思うのですが、自分は周りのことはあまり気にしませんでした。転職したとき、フリーランスになったときも同様に、周りの意見を聞くことはしますけれど、最後は自分で決めました。自分の軸に従って行動していましたね。実際、今振り返ってみてよかったと思っていますし、後悔はしていません。今、自分は好きなことを仕事にできているのは、その結果だと思っています。
「つくる社」としては、webサービスをつくりたいです。今は、受託の仕事が売上のほとんどですが、自分がつくったサービスで食べていきたいという思いをずっと持っています。子供と家族、教育に関わるようなサービスをつくっていきたいです。
起業するにしても、企業に就職するにしても、自分で考え最後は自分で決断して欲しいです。
人の意見を聞くことも大事ですが、最後は自分で決める。他人の意見で決めてしまったら、うまくいかなったときの言い訳にしてしまい、後悔もすることでしょう。最後は自分で決めたんだという覚悟があれば後悔はしないものです。