起業家インタビューのthe Entrepreneur(アントレプレナー)インターンの大学生が起業家へ取材！

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2015.06.09

「誰もやったことがないことではなく、自分がやっていないことをまずやってみる」

株式会社ラブグラフ代表取締役社長/駒下純兵

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【世界中のカップル、家族に携わるようになりたい】

これから周りの人とは違う道を歩むことになると思いますが、
自分を支えるものはありましたか？

　僕の周りもだいたい就活していますが、結局自分が何をしたいんだろうと考えた時に人に喜んでもらうことをしていたいという想いがありました。また、せっかく僕がLovegraphを始めて新しいニーズを作ったのに、喜んでくれる人がいて、カメラマンも集まったのに起業しないのはもったいないと思いました。これから就職して働き始めたら人生のほとんどが働くことになるのに、休日をいきがいにしていたら仕事がつまらなくなると思うんです。

働くことを楽しむにはどうしたらいいと思いますか？

　自分が何を好きか知ることが大切です。胸を張ってこれが好きって言えるものを作る。それが見つかったら、それに合う会社に入るか、もしくは起業する。そうしたら働くことが楽しくなると思います。

Lovegraphの今後のビジョンをお聞かせください。

　世界中のカップル、家族に携わるようになりたいですね。今後、ロボットとか、人工知能といった分野が発達し、世界がどんどんシステマチックになってくると思うんですよね。そうなった時に、人らしさみたいなところや、思い出みたいなところは、より大事になってくるんじゃないかなって思います。経済が発展してこれから世界中からいろんなものがなくなっても、カップルとか家族は世の中からなくなることはないですよね。僕はLovegraphが人生に携わるサービスでありたいと思っています。１年前に撮影したカップルが結婚して、妊娠してお腹がおっきくなった姿を、また撮影してほしいと言われたことがあって、ビジネスうんぬんじゃなくてとても嬉しくなりました。

最後に、the Entrepreneur読者へメッセージをお願いします。

　尊敬できる人を見つけて会いに行くことですね。結局、自分を変えるのは自分でしかないと思うんですが、その自分を変えるぎりぎりの手前までは他人が導いてくれると思うんですよね。周りにものすごい人がいるなら、なんか俺にもできるかもって思えてきてます。刺激受けたで終わったらそこで終わっちゃうんですが（笑）そこから一歩踏み出せたら楽しくなってくると思います。僕は会いたいと思った人にすぐ連絡しちゃうタイプで、実際にいろんな人に会えています。ビジネスの才能がめっちゃあるとか、カメラが上手いとかは思わないんですが、人に恵まれる才能はあったかなと思います。Lovegraphの強みも、いいメンバーに恵まれていることなんです。　最後に、誰もやったことがないことじゃなくて、自分がやってないことをまずやってみることです。だいたいのことはもう誰かがやっています。だからそうではなくて、自分がやってないことをまずやる。そうすることで新しい発見があるんですよね。僕もカメラを始めていなかったら、今の自分はなかったです。