もし駄目だったら、方向転換すればいい。元消防士の起業家・安藤祐輔
株式会社Socket / 代表取締役 安藤祐輔
メンバーに「元気?」「最近どう?」と声をかけたり、差し入れをしたりするなどの気遣いは大事だと思っています。小さなことですが、良いチームを作る上では非常に大切なんですよ。昔の僕は、あまりそういう所に気が回るタイプではなくて、チームとして良い結果を出すことに苦戦することもありました。「メンバーに良い仕事をしてもらうために、自分がどう振舞うべきか」という点を考えておらず、そのせいでメンバーのモチベーションを下げてしまったのです。仕事がしっかりできていそうだから放っておくと、段々お互い空気がギスギスしてくる。そうなると、仕事も上手くいかなくなるんですよ。「小さな気遣いがコミュニケーションを円滑にする」ということは、事業を作っていく中で学んだことでした。
また、「メンバーが何をしたいのか」を知る機会を大切にしています。彼らがどんなことを目指しているのかをしっかりと理解していないと、なかなか上手くいかないと思っています。お互いにそのことを理解しながら、目標に向かって同じ方向に走っていくことが大事です。
そうですね。ただ、単にお互いを理解することが大事という訳ではありません。そうではなくて、「皆で同じ目標を目指していること」が何よりも重要です。目標が同じだと、「皆で頑張っている」というチーム感が生まれてきますし、士気も上がります。だからこそ、メンバーが何を目指しているのかを把握することが、チーム全体の成果にも繋がってくるんです。
これからも、事業作りをしていきたいと思います。僕は、事業を作っていくことにとてもやりがいを感じています。仲間を集めてチームを作り、同じ目標に向かって何かを作り上げていく、この感じが好きなんです。色々な行動を起こして見えて来た「自分のやりたいこと」だからこそ、それをずっと続けていきたいと思っています。
「とにかくやってみる」ことが大事だと思っています。ありふれた言葉かもしれませんが、これ以外に成長する方法は無いのではないでしょうか。行動してみないと、「自分に向いていること」「自分のやりたいこと」は見えてきません。もしやってみて駄目だったら、そこで方向転換すれば良いだけの話です。自分にとって正しい道なのか迷うこともあると思いますが、そこで立ち止まらずに、とにかく行動を起こしてみてください。きっと、そうすることで本当に自分のやりたいことが見つかるはずです。
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