「人」と「人」との「間」にストーリーは生まれる
株式会社リトルクラウド / 神原太郎
とある会社の社長さんがおっしゃっていた、「最初の15人は鉄の人材を集めなさい」という教えは大事にしています。「鉄の人材」というところで言うと、もちろん能力も求められますが、私はそれ以上にストーリーを大事にしています。
「人間」というだけあって、「人」と「人」との「間」にストーリーが生まれるものだと想うのです。一緒に会社をやるだけのストーリーが、果たしてその人と私の間に、またその人と会社の間にあるのだろうか、ということを私はとても大事にしています。例えば、取締役の仁村は、実は中高大と学校が同じであっただけでなく、なんと小学校の時に中学受験の塾で順位を争っていた同士なのです(笑) そんな2人が一緒に会社やることになるなんて、ちょっと面白くないですか?そのような沢山のたくさんのストーリーが重なり合っていて、私たちの会社は成り立っていくのだと感じています。
神原太郎は「神原太郎」でなくてはならないことをやるべきだと強く想います。それは『頑張っている人たちが報われる社会を創る』ことですし、「自分がよりよくすることで、他人をよりよくする」ことなのです。そして、そんな想いに共感するだけのストーリーを持っている人たちを巻き込み、強い信念を貫き通していきたいのです。
わくわくを肌で感じる人生ほど恵まれたことはないし、自分のストーリーがあるからこそ、前に突き進んでいくことを迷う必要はないと感じています。その積み重ねから、さらに生まれるストーリーに、私は今わくわくしているからこそ、 未来をブレずに描けるのだと想います。
一緒に戦ってくれる仲間や、プライベートでのパートナーですかね。 「いてくれる」存在って、 とても大切な存在だと改めて感じました。何かをしてくれることが必要なのではなく、そこにいてくれることが大事なのです。一人ではできないことばかりだけど、それ以上に頑張ろうと想うのはその人たちの存在のおかげです。
個と個の間に唯一無二のストーリーがある関係、私はそれを「パーソナルな関係」と呼んで大事にしてきています。幾多の「パーソナルな関係」を紡いできたことは自分の強さに繋がってきていると考えています。
本当に貫きたい自分の想いがあるのであれば、何が出来なくてもチャレンジしてください。逆にそんな想いがないのであれば、無理に起業なんて口にしなくてもいいと思います。きっとそんな人には、鉄の人材も集まりませんから。
よく話すキーワードの1つに「愛と力と金」という言葉があります。いくら愛(=想い)を持っていても、力と金がないとその愛を具現化できないのだという意味です。きっと力と金はあとから手に入っていきます。しかし、いくら力と金を手に入れても、愛は簡単に生まれないでしょう。
ビジネスってきっと「愛の具現化」なんです。もし、「具現化したい愛」があるのなら。貫きたい愛があるのなら。きっとあなたはその一歩を踏み出すしかないと思いますよ!