「悩む」時間があるのならば、「行動」した方がよい
雲屋株式会社 / 新藤 洋介
今までは仕事を受ける立場にあったのですが、仕事を受けるだけの立場では時代の変化に追いつくことができないと思いました。今までの経験を活かし自分の力で能動的に仕事を得なければこれからは駄目だと考え独立を決意いたしました。当時働いていた会社が景気悪化の影響を受け仕事がなくなってしまったこともあり、今年の6月に独立いたしました。
他には、オープンオフィスさんの存在や会社を作りやすくなったなど時代が変化したことも起業を決意する追い風になりました。
特に、辛いと感じたことはありませんね。確かに、新規営業や資金繰りなど大変なことはありますが、辛いことも楽しみととらえています。何事も物事をどう捉えるのかであると思います。全てをよい事と捉え、自分が決めたことには責任をもって肯定することが大事であると思います。「悩む」時間があるのならば、「行動」した方がよいと思いますし、悩む時間も惜しいくらいです。
私にとっては全てがよかったことでした。技術がフラット化したこと(注:ベンチャーであっても大企業に負けない開発力を持てる時代になったという意)で、小さなプレイヤーでも受け入れられる環境になったことも大きいと思います。
また、自分のペースで仕事ができることもよかったことです。私自身、「出る杭になりたい」というか「自分の実力を試したい」という思いが昔から強かったので、起業はチャンスであると思っています。 また、お客様の声を直接聞くことができ、自分がしたことのリターンが自分に返ってくることも起業したからこそ得られる醍醐味であると思います。
私達は、お客さま・従業員の方両者に満足していただくことが、社会貢献に繋がると考えております。お客様に満足していただける解決策を提供し、従業員も喜びを感じて成長することで、企業の成長と従業員自らの成長が実現し、社会にとっての価値が高まる。それが弊社の思い描く成長のスパイラルです。
「コンプライアンス」の観点でシステムの構築を行うことができるということです。現在、誰もがIT機器を所有する時代になりましたが、その陰に潜むリスク管理の問題を十分に理解できていないという現状があります。連日、企業や顧客データの漏えいに関する事件が報道されていることからもおわかりになると思います。