「悩む」時間があるのならば、「行動」した方がよい
雲屋株式会社 / 新藤 洋介
夢は、IT技術が電力や水道のようにあたりまえのインフラとなって、誰もが「知の共有」を行うことができ、社会が発展していくことです。現在のパソコンは使える人にとっては味方になりますが、うまく使えない人には時間的にも精神的にも負担となってしまっています。そうした環境を変えたい、そうした状況で困っている人を助けたいと思っています。
実は、この11月から新しいサービスの提供が始まりました。現在、多くの企業が語っている「クラウド」はその定義をあいまいにしたまま各社のサービスが乱立しているという現状があります。私は、こうした状況に一定の判断をできる仕組みが必要と考えました。そこで、中立的な立場で情報を整理し、ポータルサイトを作り上げようと考えました。このポータルサイトでは「クラウド」をカテゴライズし、お客様が情報を検索しやすい形をとっております。各企業の情報システム部門でクラウドの導入を検討している方には是非利用していただきたいと考えています。私達のサービスは、システムメンテナンスのコスト削減や情報収集のコスト削減を実現することが目的です。ITは手段であって、目的化してはならない、という理念で行っています。
起業を志すのであれば、面倒を見てもらおうという考えよりは、頼ることができるのは自分であるという思いをもった方がよいと思います。起業するということは、自分自身で考え行動することが大切になります。自分の人生は自分で切り開かなければならないのですから!また、常にmanageする側の視点に立つことが大事であると思います。社員ひとりひとりが社長になってもよいように行動するとよいと思います。逆に、manageされる側の気持ちを理解することも大事であると思います。その両方の気持ちを理解することが社長としては必要な能力になると思います。私の場合、学生時代に一度manageする立場で物事を判断する経験もしましたし、逆に会社員時代にはその逆の立場で物事を考える経験をすることができました。この時の経験は今になってものすごく活きています。