日本初民間月面探査プロジェクト「HAKUTO/ハクト」
株式会社ispace / 袴田武史
1つは、JAXAとかに全く関係ない人だけを集めて民間宇宙開発をすることです。ある意味素人でもできることを、情報も開示して伝えていくことが大切だと思います。
将来的に、人類が他の惑星に住み着くのは時間の問題かと思います。ただ、人間を送り込むのは、まだまだ大変です。人間が移住するには、資源等も必要なので、その資源探査ロボットを作りたいと思っています。あとは、自分の夢のスターウォーズに出てくる宇宙船を作ることですね。
自分自身はあんまり宇宙に行きたくないです。ジェットコースターも苦手なので
自分は、スターウォーズが好きなので、宇宙人はいるのがデフォルトだと思います。
夢を持って、それに挑戦することがしにくい世の中で、日本のみならず、世界で不況が起こり、閉塞感が漂っています。でも、そういった世の中でも、夢を持って頑張っている人はいます。次の時代を創るのも彼らでしょう。だから、まずは夢を持つことが大切なんです。ただ、夢を持つのは、非常に難しいし、大変ですよね。持った人なりの責任も発生するんです。そんなに安易に変な夢を持つべきじゃないと思います。
自分は夢を持てて、比較的上手くいっていると思うんですけど、それはなぜかというと、夢の持ち方、夢をどう定義するかだと思っています。小学生に将来の夢を聞いたら、野球選手とかケーキ屋さんとかあるじゃないですか。
自分は固有名詞になりたいとか、あるポジションに就きたいっていうのは、夢として定義しないほうがいいと思う。そのポジションに就いて、どういう世界を見たいのかを定義した方が良い。だから、僕は、宇宙船を作るエンジニアになりたいという夢ではなく、宇宙船が飛び交う世界を創りたいとしています。なので、別にエンジニアにならなくても、その夢は実現できるんです。エンジニアになると夢を定義したら、エンジニアになれなかった瞬間に夢が壊れてしまいますからね。
夢を継続的に追いかけるには、どういう世界にしたいかを夢にすると良いと思います。実現する為の方法はいくらでもありますから。そういう夢を持ったら、人生を捧げなければいけなくなるので、失うものも多くなります。なので、その捨てる覚悟がありますか?これを自分に問いかけてみてください。スラムダンクに「断固たる決意」というシーンがあって、まさにそういう決意を持てるかどうかだと思います。
夢を持っている人は自分を信じましょう。夢だからこそ、普通に考えると可能性の低いことが多くて、普通に考えれば、普通の人はやろうとは判断しません。だから、周りの人から否定的に言われても、気にしないで、自分を保ちましょう。あとは、考えているだけでは、何も実現しないので、行動しましょう。