偶然の”誤変換”を大切にしたい。
離婚式プランナー / 寺井広樹
強みは元祖であるということですね。関西にも競合がいるのですが、「寺井さんのところは実績があるから」と言って、関西の方がうちに離婚式の申し込みをしてくださったり、交通費・宿泊費も出すから海外まで来てくれと呼ばれたりするのは元祖の強みです。
改善点に関しては、離婚に対しての偏見がまだまだ強いので、そこの意識変革だと思います。
離婚式に関しては、どうなっていくかは正直わからないですけれど、「何事もきれいに終わる」という習慣は日本に根付かせたいと考えています。離婚に限らず、会社を辞める時にしてもそう。円満に退職するのって大切だし、必ず次に繋がると思っています。
亡くなった配偶者との未練を断ち切りたいから離婚式を挙げたいというリクエストもいくつかいただきましたが、まだお応えできていないのが現状です。 離婚式の第一人者として、様々な別れの場面にこれからどうやってお応えしていけるかが課題です。
はい。円満離婚の元夫婦をゲストにお招きして、円満離婚の秘訣や驚きのエピソードを語っていただく新番組です。円満離婚ができる人は、離婚をした人のわずか1%と言われています。彼らの「全肯定の生き方」から何かつかみ取っていただけると嬉しいです。
私自身、婚活中です。離婚式を通して、改めて結婚の素晴らしさを感じる日々です。
スマートに生きようとせずに、もっと〝誤変換〟を楽しんでいただきたいです。パソコンで打ち間違えた〝誤変換〟の文字を後から見直したら、これはこれでアリと感じることもあるでしょう。それと同じように、自分の進んだ道が現時点で間違っていても、後から意味付けが出来れば正解になっていくと私は思っています。偶然が作り出す間違いを楽しんでください。 それと、名乗った者勝ちです。名乗って形にしたら支持してくれるひとが必ず現れます。そうすると、彼らのために頑張らないといけないと動くようになります。他と違うことを恐れないでください。