感謝される仕事
株式会社アルファ・テン / 大久保 史春
アルファ・テンのメンバー7人はそれぞれが独立している社労士です。自分ひとりでやって、お金や時間がかかってしまうものだったら組織としてやる方がいいのは当たり前ですよね。また、社労士は組織の在り方や人材育成の支援を行います。そのような事は本来、組織にいる人間じゃないとできないんです。 アルファ・テンはみんなが独立している経営者の集合体なのでまとめるのが大変なんですよ。 変な話、みんなわがままです。そういう中で一つの目標に向かい、組織をまとめ上げる事はとても大切なことです。そういったことを通じて初めてお客さんの立場に立って提案できるようになるんです。コーチングは、目標を達成するための一番いい方法は本人が知っていると信じる所からスタートします。
このままで行くと閉塞感は続きますね。先が見えないじゃないですか。たくさんの借金があっても「将来は、こんな国にしたい」というビジョンがあれば良いんです。日本というのは、どのような戦略で経済成長をしていくということをわかりやすく説明でき、責任をとれる真の本当のリーダーがいないんですよね。それは会社にも言えることです。リーダーシップ力は、「縦」と「横」の関係においてもとても重要です。 今後のビジネスマンに求めれるスキルとしてリーダーシップ力は、断トツのNO1になると思います。
一番思うのは「ありがとう」と言われることですね。「ありがとう」といわれている事は、自分の価値が高まっていることなので、自然に報酬も上がり、クライアントも増えてきます。 この商売で大きく飛躍する為の、一番近道は「感謝される仕事」を提供し続ける事以外にはないと思います。
凄いと思います。昔は頭のいい学生は、官僚になって日本を変えようとしていました。しかし、今は官僚が叩かれる事も多く、給与も下がっていく方向にあります。 結果として、給料のいい外資の金融とかに就職してしまうんです。 そんな現状の中でどんどん自分で自立できるような場所に身をおくというのはとてもいいことだと思います。ただ学生なので想い先行になってしまうことが多いと思います。想いが先行してしまうと失敗したときにキツイので、お金がかからないことをやるか、ダメになっても再スタートがすぐにできるように支援を仰ぐなどといったリスクヘッジは考えておく必要があると思います。できれば、最初は小さくやっていくのがおすすめです。
自分で答えを見つける訓練をして欲しいですね。昔は良い大学をでていい会社に就職をすればゴールという考え方でしたが、今はキャリア自体を変えていかないと成り立たない時代です。 自分で何が問題なのか常に考える習慣を身につけておかないと時代が変わり、自分の持っていたスキルが使えなくなったときにショックを受けます。 今のキャリアを活かしながら時代の半歩先を読み、キャリアを少しずつ変えていけるような訓練をしなくてはいけないと思います!
社労士として士業を続けながらも起業してフィールドを広げる大久保さんはとてもカッコイイ方だと感じました!
2010年9月24日 担当:三ツ橋