本気で命をかける事をするとしたら、あなたは何をしますか?
株式会社ヒューマンレイス / 石丸健二
私の場合はそこまでないんです。失敗自体を恐れる感覚はあまりないですね。 車の運転と同じで人生の運転も、そんなにブレーキばかりを心配していたら、楽しく生活(運転)できないですよね。だから、運転同様、習慣化していけばいくほど、無意識のレベルで前に進めるようになってきたのです。ただし、万が一の時はブレーキも必要ですから、その瞬間、瞬間の判断は経営者にとっても必要だと感じています。
今は逆に経営者になったので、私は元々「アクセル派」なのですが、徐々に「ブレーキ」も意識するようになりました。でも根本的には、車がアクセルで動くように、アクセルのほうが大事だと思っています。 学生には「なんとかなる」という意識は常に持っていて欲しいですね。小さなゴールをつくり、そして小さなゴールでも「達成」することで自信がつきます。それによって、また冒険者になれるんですね。 人生とは、その繰り返しで成果貯金が出来てくるんですよね。
まず、人間関係には階段があると思っています。最初は「不信関係」です。信じ れるが、まだまだ信じれない部分が多いフェーズですね。次は「信用」、そして「信頼」に移っていきます。ここは時間がかかるところだと思います。最上級の人間関係は、「信頼」からの「尊敬」ですね。これがすべてだと思います。 その、信頼と尊敬関係の仲間と先輩、先生を何人持てるかで、人脈の質は決まってきますね。
大事な場面でアクセルを踏むことができ、行動力がある人ですね。しかし、これには答えはなくて、成長者の法則、方法は十人十色です。しかし、「継続力」と「行動力」を持っていることは真理だと私は思います。
例えば、天動説が信じられていた時には、ガリレオの地動説は「哲学」だったんですね。哲学は答えが沢山あってもいいんです。ただ、大事なのは自分の哲学(信念)を持つ事です。これは「真理」だと思います。なぜかというと、自分の哲学を持っていないとブレるんですね。ガリレオは、自分の哲学を持ち続け、自分の考えを科学し、「答え」にしたんです。すべて哲学から始まり、そして科学で証明されて、両方を踏まえた領域で真理になるんですね。