恋愛=営業
株式会社メンズスタイル / 宇賀神 政人
文章力に自信がありますね。
こういう時によく言っているのですが、うちの会社は洋服を売っているつもりではなくて、「笑顔を売っている」 と言ってるんですよ。他の会社さんでしたら、値段というところで差別化するのかもしれませんが、自分の会社ではそういうことはしていません。また、商品自 体を紹介したりすることもうちではしません。「襟がどうだ」とか「生地がどうだ」とかもお客様にとっては関係ないんです。「その洋服を着ることによって女 の子にモテるのか」「友達にカッコいいと言われるのか」という見せ方をしていたり、着こなしの提案であるとか、そういうものを説明しさえすれば、同じもの を売っていたとしても、他のところではなくてうちのお店でお客様は買ってくださいます。
よくある「お客様になりきる」「お客様の立場に立つ」という考え方ですけど、自分がほしいものかどうかとか、自分が満たされたいものかどうかとか、それがいちばん分かりやすいんですよ。
自分自身のことなので。僕自身も女の子にモテたいとか、「カッコいいね」と言われたとか、そういう経験をお客様に提供しています。喜んでもらえるフレーズとか、服の使い方を出していくと、自分ひとりから、お客様100人、1000人、10000人の世界に広がっていくということです。
洋服だけではなくて、それと合わせたヘアスタイルとか、食の紹介をしていくモテたいと思う男の人のためのポータルサイトにしていこうと思っています。
魅力というか、楽しいのは自分で全てを決定できるということですね。
苦労するのは、上に立った経験がなかったので、下の子を束ねるのが大変なことです。下の子がモチベーションを高く持つために、自分は背中を見せていかなければ行かないと思っています。