実演販売は商売の最先端
株式会社マルリバティー / 丸山 英樹
お金と時間と仲間、そして健康の4つの自由を得たことです。
資本主義社会ですから自由になると稼ぎたいだけ稼げます。ただ私は、資本はお金だとは思っていません。資本は「やる気」だと思います。ここまで来れたのは私にお金があった訳ではなく、自分自身の成功に向かって動いた行動力だったからです。
ま ずお金ですが、お金は確かにないよりはあった方が良いと思います。人には多くの欲求があります。その中で物欲という欲求は多くを占めています。それを満た してくれるのはお金だと思います。欲求不満の状態では心のゆとりが生まれないので安定した生活ができないです。だからお金の自由というのは精神的な支えに なるのです。
次に、時間に関しては、雇われの身ではないので仕事のスケジュールを自分で計画することが可能になります。家族のために平日にプライベートの時間を作ることだって出来ます。会社勤めのサラリーマンにはあまり出来ないと思います。
三 つ目の仲間は、気を使わない仲間を持てるようになったことです。どうしても雇われの身だと気を使う場面が多いですから。例えばあまり好きでない会社の同僚 や上司と一緒に仕事をしなければならなかったり、飲み会の席でも上司の顔を伺ってふるまいをしたりと窮屈な状況が多いですからね。起業家の交流会で同じ価 値観を持っている仲間に出会えることです。利害関係なしで出会える仲間と言うのは財産になるでしょう。
最後の健康というのは若いうちは気にしなくていいと思います。ただ、年を重ねるごとに体に気を配らないといけないですし、家族を養っていくという点でも毎日働かなければなりません。
そしてこの4つがあれば「幸せですか?」と聞かれても自信を持って「幸せです。」と答えられるでしょう。私は起業して幸せを得ることが出来ました。お金があっても時間がない、お金は沢山あるけど仲間がいない、どれか1つでも欠けていたら幸せとは言えないですから。
仕事でいろんな人に出会っていきたいです。
演販売をやっていて周りからは大変だね。と言われることがありますが、私は全くそう思っていません。人と会うことが好きだからです。昔、友人にお前は天職 を見つけたな。と言われましたが、その頃から15年経った今考えると実演販売という職業が天職だったのかなと思います。喋ることが好きですから。
また私は、実演販売は商売の最先端だと考えています。初めて会うお客さんに商品を紹介して買ってもらう。そして商品一つを作る過程には製造者がいて、それ を卸す問屋の卸売業者がいて、最終的に販売する小売店の店員がいる。だから実演販売はエンドユーザーに直接触れることができる商売の一番先に位置している のです。そうやって全国のいろんな人に刺激を与え、反対に人々から貰いたいです。
先を見越した商品やサービスの提案をしていこうと考えています。
今日の時代のニーズは急速に変わっているからです。1、2年前の話題やテクニックは今では通用しないのです。世の中の需要に合わせて日々販売の仕方やビジ ネスは変えていく必要があります。今までの経験からある程度は先を予測したビジネスをしていかなければこれからは絶対に生き残れないと考えます。政権が変わったり、不況は底をついたと言われたり、世の中に対しての期待感はあるけれど、最初からきっと良い方向に変わると思って頼るのは、リスクが高いのでお勧 めできないです。