人と同じことをするのではなく「マイノリティ戦略」で私は勝負する。
なでしこVoice代表・ABROADERS編集長 /濱田 真里
よく、人と同じじゃないと不安と言う言葉を日本ではよく聞きますが、私は逆で、人と同じ方が不安を感じます。なぜかというと、人と同じだったら同じ土俵で戦わないといけないから。私は、人がやらないところで戦う「マイノリティ戦略」を取っているんです。きっかけは、大学受験の時にいくら頑張っても点が取れなくて、段々と「私は人の倍やらないとできない人間なんだ……」と思うようになったこと。結局、大学受験は全滅して、一浪して第一志望になんとか合格したのですが、やっぱりその精神はいつまで経っても変わらず私のなかにあります。自分は人と同じようにやっても絶対に勝てないという思いがあるからこそ、同じような土壌で戦うのではなく、もっと自分のユニークな部分を活かした活動で価値を出せるようになりたいですね。
好奇心です。知りたい、見たい、聞きたい!という欲求が強いので、取材をすることがとても楽しいですし、自分にぴったりな活動だと思います。知りたいことにはとことん入り込んでしまいますね。自分なりのこだわりを見つけるという意味では、結構オタク気質かもしれません。でも、自分がこだわれるものを大学生のうちに見つけられたのはラッキーだったと思います。それができたから、スピード感を持ってやりたいことに突き進めています。ぜひみなさんにも、自分のこだわりを大学生のうちにたくさん見つけて欲しいです。
「女性の多様な働き方を応援したい」というのが私のビジョンです。コミュニティの最小単位は家庭だと思っているのですが、家庭の中の女性が元気になれば、きっと男性も子どもも元気になるはず。だから、女性が自分らしく働くことを応援することで、家庭から日本を、そして世界を元気にしたいです。
自分の好きなことを見つけるという視点も大事ですが、自分の苦手なことを見つけるという視点も同じくらい大事だと思います。私は、「これが好き」「これは苦手」というものを大学時代にひたすら集めて、それを元に自分の進んでいく方向性を決めました。意外と見落としがちなのが、「自分が何をしたくないのか」という視点。これって、実際に自分がやってみて初めてわかる場合も多いんです。私は、大学入学時は新聞記者に憧れていたのですが、1ヶ月間インターンをしたら「私がしたいことは新聞記者という職業ではないかも」と思い、別の進路に進みました。大学生のみなさんには、時間がある今だからこそ、色々経験して失敗もたくさんして、自分の好きなことと苦手なことを見つけて欲しいですね。
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