幸せから生まれる幸せ
株式会社リブセンス / 村上太一
すべては、「やりたいことはなんだろう?」という質問の答えから始まるのではないでしょうか。この答えをどれだけ明確に出来るかが大切だと思うんですね。大企業、ベンチャー企業、起業が良いのか悪いのかという議論は不毛なものだと思います。私も「ベンチャー企業が良いよ」というようなことは学生には言いたくないですね。私は、「やりたい事をやって欲しい。」とただ一言だけ伝えたいです。 そして、色々な人がアドバイスをして下さると思いますが、どれも正しいと思うんです。「やりたいことはなんだろう?」と問い続け、自分の「好き」という軸を持ちながら進んで行って欲しいですね。
今の学生が就職活動で行っている「自己分析」というのは本当に価値があるものだと思います。自分と向き合う機会は、本当に大事ですね。自分というのが明確になるにつれて、「軸」が形成されます。その軸は諦めないための手助けになりますし、「なんとなく」という感情ばかりを抱いていると、その感情に押し潰されるんですね。「自分を知ること」からは目を背けないで欲しいですね。
生きる意味=幸せになるため、幸せ=幸せから生まれる幸せという想いが私にはあります。その想いを最大化できるのが、私の場合は「起業」だと感じました。 誰でも「幸せ」に向かってあらゆる選択をしていて、その幸せの価値観は人によって違うと思います。私の場合は、「起業」をすることで幸せになれると感じたので、その道に進んだということですね。逆に、他に「幸せ」になるために良いと思える手段があったら、そちらに進んでいたと思います。
やりたいことを見つけて欲しい。という一言ですね。 自分の価値観が何かという事を自分に問い続け、それが明確になってくると、世の中の見え方が変わってきます。私は、一人一人が見えている世界は違うと考えています。やりたいことを見つけ、自分の世界の見方を変えていって欲しいですね。