「地元の食材を伝える!固定費、人件費ゼロ!?新飲食ビジネス「BBQテラス」とは?」
株式会社リンクアグリゲーション 山崎 繁幸
その根幹は静岡の最大の一次産業のお茶をPRする場を作りたいなってのがありますね。BBQテラスの時にはお茶の生産者さんの相談に一切乗れなかったので、カフェでどうにかしてPRしていきたいなってのはありました。
魅力は静岡の食材を発信しているところだと思います。静岡茶の魅力をいろんな角度から切って出していこうってしてるのと、静岡の特産品も押し出して行こうとしています。
お茶は今いろんな形で魅力を発信しています。ティーラテなんかはうちのメイン商品です。うちのティーラテは、一般的にスターバックスとかで飲めるほうじ茶ラテとは違って本物のティーラテなんです。
ちょっと余談ですが、そもそも今流行ってるのカフェラテってあるじゃないですか? あれってコーヒーのエスプレッソをミルクで割った飲み物ですよね?
じゃあ、ほうじ茶ラテもほうじ茶のエスプレッソをミルクで割っているのかっていうと実はそうじゃないんですね。じゃあ本物のティーラテはどうやったら作れるのか調べたら、静岡にある株式会社マルモ森商店さんがやられていたんです。そこはお茶の問屋さんなんですけど、おしゃれなお茶の小売店チャガマ(chagama)を静岡の市街地と、香港のそごうさんの中に出店もしてます。140年続く老舗のお店です。マルモ森商店さんと専売契約を結んで、今うちでは本物のティーラテを飲むことができるようになっています。
他にもお茶のエスプレッソを使った商品開発を色々しています。「T.W.Brunch」での僕らのミッションとしては、この静岡のお茶を使った本当のティーラテの魅力を僕らは多店舗化をして世の中に広めることです。
BBQテラスについては、全国の遊休地を使って地産地消のBBQテラスを100箇所作ろうとしてます。まあ生産者の出口を作ってるのでたくさん作らないと意味がないんですよね、なので取り急ぎわかりやすい100という数字を2021年を目標に進めています。また今年から決済も事前決済を取り入れる予定です。そうすれば予約の時点で好きな地域のものを注文できるようになるんですね。最終的に東京の表参道のビルの屋上で自分の故郷の食材でBBQができるっていうことを実現させたいと思ってます。 カフェに関しては、まだ去年の3月にオープンしたばっかりでまあ今はラボ的な感じで使ったりもしていて、30坪で46席っていう規模感でやっているんですけど、できれば今後はもっとコンパクトな規模感で人通りの多い駅ナカとか、商業施設のフードコートなどに出店していきたいなって考えています。
僕は自分の仕事を子供に自慢したいし、胸張って人に話したくなる仕事をやっていきたい。と思っています。起業をするという視点でお話しすると、世の中にはお酒飲みながら話す人はいっぱいいます。「俺、こんなのやってみたら絶対面白いと思う」とかいう人は本当に多い。だけど、着手しないで終わってしまう人も同様に多い。
だからこそ学生の皆さんは、なんでもチャレンジしたほうがいい。何かこれ面白いんじゃないかとか、ひらめいたことがあったら、誰かに話してどんどん動いたらいいと思う。日本の学生にはその時間があるから、自分のやりたいことをやったらいいと思う。最初は似たことをやってる起業家に会いに行くでもいいと思うし、起業家の方も絶対、時間作ってくれると思います。世の中のどんな人とも繋がれる時代だから、ひらめいたことをぜひ行動にしてほしい。ぜひ臆さず今の時代を生かして頑張って欲しいです。
本記事の作成者:那須 昇太