0からモノを作れるのは起業の特権
株式会社trippiece CEO / 石田 言行
今回は株式会社trippieceの CEO石田言行氏(@ishidaian)の取材に行って来ました。
大学在学時に学生NPO法人うのあんいっちを立ち上げ、多くの人からの支持・共感を集める。その後、学生起業をして現trippieceを創業されました。同世代はもちろん、各世代から熱い注目を浴びるtrippieceそして、言行氏。学生起業を決意された想いと、今の心境を伺って来ました。その中で、同世代に対する熱い想いも聞くことができました!
良く言われますね(笑)。父が名付けてくれました。この名前は、私のアイデンティティでもあって、私のありたい姿です。
父は私に一通の手紙を残してくれていたんですね。私の大切な宝物です。その中には、このように書かれていました。父は私に名前をつけるにあたって3つの基準を持っていたんですね。
① とにかく人と違う名前であること
② 外国人も呼びやすい、インターナショナルな名前であること
③ 名前に意味があること
この3つです。その3つを兼ね備えており、且つ父が最も重要だと思っている「言葉と行動」というものをひっくるめた一言が「言行」だったんですね。その他にもたくさん意味はあるのですが、詳しくはここ(石田言行の勝手に自己紹介)を見てくださいね。
今でもこの理想と戦い続けてますね。
うのあんいっちは、世界中の子供たちの写真を集めたプラットフォームを媒体にして、イベントやツアーを組んでいく事業を中心に「世界のリアルを伝える」ことを理念に立ち上げました。ツアーモデルでバングラデシュに行った経験は今でも忘れられませんし、そこで出会った人たちや一緒に取り組んだメンバーとの経験はかけがえのないものです。
しかし、同時に心のどこかで、もどかしさを抱えていました。スタディツアーやボランティアツアー以外にも様々なものに、この旅のスタイルは応用出来るのではないか…世界で展開していくには、ある種そこに依存してしまうNPOモデルではなく、会社という形態をとる必要があるのではないか…と考えるようになったんですね。また自分の経験を元に会社を作ってみたいという想いもありました。そこで、株式会社trippieceを創業しました。
私は失敗とは「挑戦」しなかったことだと思っています。自分自身に正直に生きれなかったことですね。けど、自分に正直に生きれなかった時って、自分が嘘をついていることを自分自身は知っているんです。
だから、学生だからとか、そういう枠組みに囚われることは、なかったですね。
最初は、ひとりです。しかし、想いとか情報を発信していくと、仲間は集まってくるものだと思います。そこで、仲間集めをして、今はデザイナー、プログラマー、海外担当、そして私の4人と数人のインターン生で、trippieceは成り立っています。