情報とネタの違いを知ってますか?そして、ネタがあれば就活は楽勝だと知ってますか?
ネタックス / アラキコウジ
【Twitterアカウント:@kjark66】
大手通信会社の保守的過ぎる体質に飽きてしまい、いきなり畑違いのエンタメ業界へ転職。
その後、ニュージーランドを放浪したり、TV番組制作会社イーストとavexの子会社を立ち上げに参加したり、プロデューサーっぽい仕事を経由して、その後独立。
現在は人力情報キュレーションサービス「ネタックス」のネタリストとして絶賛活躍中。
ネタックスよりもディープな世界『ネタックスUG』も絶賛運用中!
ネタックスという人力情報キュレーションサービスを運営してます。私が毎日“人力”で情報をキュレーションして、それを読者のみなさんにメール形式で配信するというサービスです。ネタックス(NETAX)という名前の通り、情報ではなく、「ネタ」として配信しています。ただのクリッピングサービスではなく、情報の引用部分とその記事に関するコメントや考察を加えているのが最大の特徴です。配信日時は、土日祝日を除く平日で、1日7通2時間に1通(11時から夜の23時まで)のペースで配信してますからかなりの数配信してることになりますね。(笑)
主な読者の対象としては、忙しいサラリーマンやOL、情報が必要な営業マン、大学生(就活生)といった方たちを想定してます。
*キュレーション:人力で情報を収集、整理、要約、公開(共有)すること。
テレビから流れてくる情報、ネットで氾濫している情報、雑誌に書かれている情報、新聞に書かれている情報って同じトピックなのに、内容が微妙に違うんです。それは切り口が違うということもありますし、とりあげる情報の角度が違うということも考えられます。
でもそれは、両方見ているからこそ分かることであって、日々時間に追われている社会人や遊ぶのに忙しい大学生が到底把握出来ることではありません。最初は身近な人達にこうしたネタを配信し始めたら、予想以上に多くの方が面白がってくれたんです。最初は広告代理店の友人が興味を持ち、そこから広がって行って…ある瞬間に就活生にも広がり始めました。 就活生って「情報は必要だ」って言われているじゃないですか?
「日経読め!」とかって言われてますけど、そもそも新聞を読む習慣がない彼らがいきなり新聞を読んだところで分かるはずがない。
ネタックスの場合、口語調での解説付きですから、新聞や雑誌、テレビを見ても、よく分からない就活生でも理解出来るように書いてます。なので、とりあえずネタックスを頑張って読んでおけば、世の中で起きていることが何となく分かる、っていう仕組みになっています。つまり、インターネットやテレビや雑誌、全て遮断したとしても、ネタックスだけ一生懸命に読めば、世の中のことが何となく分かるってことです。これ、私が言った事ではなく、読者さんが言ってくれてることなんですよ!
今の有料メルマガのトレンドって、ほとんどが週に1通長いメール(場合によっては数通に分割)が配信されるスタイルだと思うんですよ。項目がいくつかあって、色々情報が入手できるタイプ。あれって、イッキ読みするのって結構なカロリー必要なんですよね。私も数通有料メルマガ受信してるのでわかりますけど。1通に要素が盛り込まれすぎていて、隙間時間に読み切れない…みたいな。
でも、2時間に1通(1ネタ)到着するメールだったら、仮に午前中は見逃したとしても、午後の休憩時にサクッと読めちゃうじゃないですか。ネタックスの1つのネタって3分以内に読めるように作られていますし、仮に1通逃したとしても、溜まっていったメールボックスの中から自分が必要な情報のキーワードを検索して過去のメールをピックアップして使えばいいんですよ。
そういう意味では、2時間に1通ずつ配信するっていうこの仕組みと、メールを使っているっていうことにはちゃんと理由があるんです。たまにウェブでアーカイブしてって頼まれることもあるんですけど、それは個々のアウトプットとしてやるべき。ローカルのメールのボックスに入れておけば、いつでも検索できますし、インターネットに接続する必要無いです。
あと、これは余談ですが、配信時間毎のネタの内容についても工夫してて、19時・21時・23時便は、わりと柔らかいネタを詰め込んでいるんです。金曜日の23時だと読者も飲み会とかに行っていることが多いと思うので、まさにその飲み会でネタとして使えるような内容を盛り込んで「このネタを飲んでいる時に使って下さい」って書いたりとか。(笑)
毎日、新聞は日経と朝日、東京新聞の3種類。雑誌はポスト、現代、新潮、文春、サンデーといった週刊系は全て目を通しています。それからマンガはもともと好きだったのでけっこう読んでいますし、テレビは3ヶ月ごとに番組が改編されるので、とりあえず全部(特に深夜番組は)録画して見るようにしています。ウェブの記事は毎日2000~3000件の記事はチェックしてますね。これらの中からネタックスに盛り込むための情報を厳選しています。
相当な量ですよ…。(笑)
それでも、「このサービスを続けていけるな」って思う瞬間があったんですよ。 ネタックスって平日は毎日配信されるんですけど、 ある日、知り合いと飲みに行って朝帰りになったのですが、ちゃんと朝5時、6時に起きて新聞を読んでいる自分を客観視した時に「続けられるな」って思ったんです。(笑)
そういう意味では、ネタックスって、極端な話、やろうと思えば誰でもできます。本当に気合を入れて私がやってるのと同じくらいのメディアのチェックを毎日出来て、それに対しての自分なりの考察を付け加えて配信するだけですから。たった、1日7通、月に140通ほどですから(笑)
まぁ、そう思いますよね?(笑)
スター◯ックスのコーヒー一杯分?下手したらそれより安いですからね〜。 新聞って月いくら払ってます?
残念!
約3000円ですよ、一般紙で、日経は約4000円。(笑)
そういうことになりますね。(笑)
たったの315円(税込)のネタックスを毎日しっかりと読むだけで新聞を読む必要もなくなりますから、便利なツールだと思いますけどね〜。(笑) ちなみに、一部の読者さんには、315円って「ネ申価格」と言われてます。315円では厳しいな〜って愚痴ったら、「もっと値上げしてもいい」って言う読者さんもいたくらいですから。でも、この315円って、ガラケー時代の有料携帯サイトの月額をイメージしてて、315円くらいだったら学生でも払ってくれるだろうという安直な考えて値付けしたおかげで、自分のクビ絞める事になりました(笑)