情報とネタの違いを知ってますか?そして、ネタがあれば就活は楽勝だと知ってますか?
ネタックス / アラキコウジ
ネタックスって厳密にはメールマガジンというより、ツールとして捉えてくれた方が分かりやすいかもしれません。企画アイデアの行き詰まりや、就活生が面接で質問された時に「答えられない!」っていう風にならないために情報をインプットするためのツールです。忙しい人、もしくは新聞、漫画、雑誌を読むのが、あまり得意じゃない人、テレビを見るのがあまり好きじゃない人でも、情報は持っておかないと仕事に支障が出てしまいますからね。忙しい人のための、時間短縮(時短)ツールです。
原発(原子力発電に関する問題)にしたってそうだし、政治の話でもそうなんですけど、就活生が新聞に載っている情報を見た時の反応って「へぇ〜、そんなことがあるんだ」って感じじゃないですか…?
一方、ネタックスを見た時の反応って「あっ分かる、分かる!」か「いやいや違うでしょ」っていうどっちかなんです。それって私の配信したネタに対して自分なりに考えて、ちゃんと結論を出しているからじゃないですかね。自分で考えるきっかけ作りのツールって事です。
今までのメルマガって、書いてる人のファンが読んでいるものだと思うんですよ。つまり、読者の思考はそのメールマガジンの発信者に近いと思うんです。方やネタックスはと言うと、私のファンと言うよりは、忙しい生活の中で、情報をゲットするための時短ツールとして使うってことですから、「面白い」と言われるより「便利」だって言われる方が嬉しいですね。
情報っていうのは、新聞に載っている一次情報、ブログに書かれているような二次情報のことですね。ネタは、それを自分が使える形に再編集された情報だと思ってます。
例えば、飲み会の時のネタ振りってあるじゃないですか?あれって新聞に書かれていることをそのまま言っても、ネタ振りにならないですよね…。つまり自分自身がすでに持っている情報に対して自分の思考を加えることによって、より面白く再編集したモノがネタです。
これからの世の中、情報は必要だと思いますね〜。
ただし、情報を深く知ってるかどうかってことは、そこまで重要だと思っていません。知ってるか、知らないかっていう、いわゆる0か1がとても重要だと思います。ちなみに、深く知りたいときにはグーグル先生に聞けばOKでしょう?!でも、知らなければ、何を聞いていいかわからないのでグーグル先生も困ってしまいますよ(笑)
0ばっかり。ビックリするくらい0です。
もう…何を知ってるんだろうっていうくらい0。
これは社会人にも言えることですけどね。(笑)
仕事でもプライベートでも必要な情報はグーグルでいつでも引き出せます。ただ、情報のインデックスは持っていないといけないんですよ。いま、何が流行っているかとか。
例えば、会社の企画会議中に、「いま誰が来てる?」って話になった場合、「ももクロがいいんじゃない?」という提案をするためには「ももクロが流行ってる」という情報を持ってないといけないじゃないですか。そこで、「ももクロがどういう経緯で結成されたか」とかいう深い情報は必要ないんです。それは、後でグーグルで調べればいいんです。0か1かは重要だけど、1か100かはあまり重要じゃないっていうのはそういうこと。
ネタックスは基本的には、深く知りたければ自分でどんどん調べて下さいっていうスタンスなんです。それこそ、深く知りたいのであれば、ジャーナリストが書いた本だったり、ウェブを読めばいいことです。
ネタックスを読んでも、絶対に1を100にはできないんですよ。なぜかって言うと、私はジャーナリストでも何かの専門家でもありませんから。そういう意味では、私とメルマガ配信者の違いって専門性があるかないかだって思いますね。
私は、政治のことも、経済のことも、ITのことも、ネットのことも、大体知ってるし、AKBのことも、サブカルのことも、テレビ番組のことも大体知ってるっていう「究極の素人」なんですよ。でも、究極の素人を侮ってはいけませんよ!(笑)
「情報はネットで全てタダでゲット!」とか言ってるやつはアホですね。情報にお金を払わない人は、それこそ情強との情報格差が出るんじゃないですか?
ネットに出てる情報の元を辿って行くと、大抵新聞かテレビなんです。いわゆる、一般の人が入手できる一次情報は新聞かテレビが主なリソースになっているわけです。もっと言うと、政治家の話とかを知りたいと思ったら、いわゆる政治家の番記者の人たちが「記者クラブ」っていうところで情報を収集していますよね。そういった一般の人達が聞けないような情報を持っている人たちが発信している媒体って新聞かテレビなんですよ。(まぁ、最近はフリーのジャーナリストが独自メディアに発信し始めましたけど、まだまだでしょ?!)その記事を見て、ネット上で何だかんだ反応しえるんですよ。
つまり、ネットで誰かが、ある情報に対して何か発言をしてたとしても、それは一次情報の加工情報でしかない。
要は、ネットって情報収集するためのツールとしてはとっても良いんですけど、それって良く見てみると新聞ネタだったりする。そこには、タダである情報の価値しかないんですよ。だから、それをミックスして、うまい具合に編集して私の考えや経験を盛り込んでネタ化することが私の仕事です。