「世界から日本、日本から世界」
株式会社ワールドシティホールディングス / 御法川勝貴
今回取材させて頂いたのは、株式会社ワールドシティホールディングス 代表取締役 御法川勝貴様です。
高校中退後、19歳という若さで起業し、現在飲食業、IT業界,エステ事業、ブライダル事業を経営。今年度、ワールドシティホールディングスを設立をされました。
「世界から日本、日本から世界」という架け橋をコンセプトに事業展開をされている御法川様の記事を是非、ご覧下さい。
結婚相談を軸にしたブライダル事業とSNSを有するIT事業、そしてエステサロン事業、さらにオーガニックバーによる飲食事業を開始しました。従来、4事業をそれぞれ別法人で運営していましたが、株会社であるワールドシティホールディングスのもとに組織編成し、グループ企業としてスタートさせています。
一つの事業に集中した方が良いという意見もありますが、私は多角経営というものに挑戦していきたいという想いがあります。これからの日本の市場は間違いなく縮小され、インフラが進んでいきます。なので、一つの事業を大きくするよりも、数字で言うと一つの事業で年商1億円の事業を10、20に増やす方が賢いと思ったんです。やはり一つの事業を大きくするにはお金と時間がかかり、リスクが大きくなるので、今の市場を踏まえてこの体系をとっています。もちろんグループなので、お互いにとってシナジー効果が生じるような体系は常に意識しています。
海外事業というと「逃げ」ではないかと感じる人も多いと思いますが、私たちは日本を良くするための海外進出という気持ちは常に持っています。私は日本が大好きですので、やはり日本をこれから良い方向に変えていきたいという気持ちは強いです。ただ単に魅力的なアジア諸国などの海外諸国に全部シフトしていくわけではなく、日本の良さを伝える活動もしていきます。日本から海外だけではなくて、海外から日本への道もつくり、私たちが架け橋になりたいんです。そして、国だけではなくて企業同士ももっと繋がっていくべきだと思うんですね。その中で、日本の若い世代は大きな夢を持っているぞということを海外で表現していきたいです。
もちろん「夢」というものも大きかったですが、どちらかというと「危機感」だったんです。僕の場合、夢が4割、危機感が6割のほうが成功し易いんですね。これは今までの自分の行動パターンでわかってきました。やはり夢は先延ばしができるんです。明日やろうとか、一年後とか、2年後とか。特に日本は豊かな国なので延ばしやすいというのもあると思います。僕の場合は危機感が6割でという環境に身を置いてきました。その環境が私を強くしてくれたんです。昔は、目の前の事に打ち込まなかったら、ご飯が食べれなかった毎日だったんです。実際ここまで私が来れたのは、夢も大きいですが、何よりも「危機感」を感じてきたからなんです。