ファッションを通じて人生のコンサルティング
株式会社オシャレライブ パーソナルスタイリスト / 土居コウタロウ
今回、インタビューをさせて頂いた方は、株式会社オシャレライブ代表の土居コウタロウさんです!!
土居さんは、2004年からパーソナルスタイリングを開始し、これまで1000人以上の方の服装のご相談に対応してきました。
独自の視点からファッションで、人生を豊かにするためのサービスを展開中です。
これまで、時間にして800時間以上、金額では1000万円以上の自己投資を行い、そこで得たものを提供しています。
「大きく価値観を変えてくれた、旅のおかけで今がある」。と語る土居さんから学生へのメッセージをお伺いしてきました。
是非ご覧ください!!!
はい、主に、
・ お客様のショッピングに同行をしてファッションアドバイス
・ オシャレスクールの運営
・ 色んなところでのファッションセミナーを開催
・ 法人に向けての服装指導
・ 経営者さんの専属スタイリスト
の5つです。
高校を卒業後、アパレル関係の専門学校に行きました。夜中までアルバイトをして、学校ではずっと寝ているような、どこにでもいる普通の学生でしたね。
全くなかったですね。ただ服が好きだっただけです。だから、卒業してからアパレルの卸売り会社に就職しました。そこで非常に重要なことに気づいたんですね。それは、僕が好きなのは自分が「服を着ること」だったんです。
実際に服を売ったり、作ったり、企画をしたり色々しましたが、どれも全く面白くなかった。さらに販売員というのは、労働時間が長く朝から晩まで店の中にいるので、中々太陽を浴びることができない生活なんですね。
元々、身体ががっちりした方じゃなかったので、このままだと真っ白になって、今で言う草食系男子になって、「人生が駄目になる!」と思いました。そして、すぐに会社を辞めました(笑)。
ただ辞めるのは格好悪いと思ったので、「海外冒険します」と言って辞めました。正直そんな計画は全くなかったのですが、言ったからにはやらないとダサいと思ったので、お金を貯めてアメリカとカナダを3ヶ月ぐらいかけて貧乏旅行をしました。
旅行には、友達と二人で行ったんですけど、まずカナダのトロントに行き2人で数々の名所を巡りました。ですが、途中で面白くなくなってきて、丁度、2週間後が7月7日だったので、七夕に場所を決めてそこで再会しようと約束して友達と別行動することにしました。
勢いで友人と別れたまでは良かったですが、一日でものすごく不安になりました。周りに日本人がたくさんいましたが、自分の中で「日本人とはつるまない!」というルールをつくり、勇気を振り絞って現地の人や外国人の方にしゃべりかけにいきました。英語は全くできなかったので、ほとんどジェスチャーと絵でコミュニケーションを取っていましたね。
なんとかなりますって!あの頃の僕と比べたら遥かに簡単にできると思いますよ。僕もせめて中学英語ぐらいは、やっておけばよかったと後悔しましたからね。英単語全然わからなかったですから。今思えば、本当にチャレンジャーでしたね(笑)。 でも、ここで学んだことは、言葉がわからなくても意思疎通はできるということですね。後日、知ったのですが、コミュニケーションというのは、言語が3割、ジェスチャーや表情といった非言語が7割を占めるんです。これは大きな気付きでした。 そして2週間後の7月7日に友人と合流しました。彼は日本人ばかりとつるんでいたみたいで、英語も上達せず、彼女みたいな存在もできていました。(笑) 僕は、その2週間でできるだけ外国人の方と積極的にコミュニケーションを取っていたので、ある程度の英語を喋れるようになっていました。そんな僕を見て彼は度肝を抜かれていました。不安や恐れはありましたが、チャレンジしたことによって、こんなに短期間で目に見える成長ができたことは、僕にとって大きな自信となりました。