the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選vol.2 Part2
株式会社ノヴィータ 代表取締役社長/三好怜子
the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選vol.2 Part2
株式会社ノヴィータ 代表取締役社長/三好怜子
学生時代、100人の経営者にインタビューを行い、経営者という働き方に興味を持つ。
2006年 ノヴィータに創業メンバーとして参画。Webディレクターとして携わる。
2010年 取締役に就任。女性が働きやすい環境への整備を推進。
2015年 代表取締役社長に就任。
その傍ら、女性の働き方を考える自社メディア「LAXIC(ラシク)」の運営に携わる。
【会社詳細】
ノヴィータは、WEBマーケティングやWEBソリューションを使って、クライアントの課題を解決する会社です。
課題解決の手段として、WEBサイト、アドクリエイティブ、マーケティング、システム、人材サービスを捉えています。
決して、WEBの見た目だけを制作する会社ではありません。
ビジネス、デザイン、マーケティング、システムの専門部署を持ち、それぞれの視点をもって状況や課題を整理し、解決していきます。
また、自社事業としてWEBを介した新しいサービス、仕組み作りにも注力しています。
株式会社ノヴィータ:https://www.novitanet.com
LAXIC(ラシク):http://laxic.me/
東京Webディレクターズガイド:https://webdirectorsguide.com/
EV3(電動3輪車)プロジェクト:http://ev3.mobi/
【採用情報】
株式会社ノヴィータ Wantedly企業ページ:https://www.wantedly.com/companies/novita
やっておいた方が良いという意味で、在学中の起業をすすめます。学生のうちは失敗してもリスクは少ないですし、周りの先輩たちが助けてくれると思います。私自身も色々な方に手を差し伸べてもらいましたので。
事業を続けるのか売却するのかは後で決められるので、起業したかったら、在学中に1回やってみても良いと思います。
働くということに触れておくべきだと思います。高校を卒業して大学に入り、その後就職をするという流れの中で、働く人に多く触れられる大学時代に「働くってこういうことなのかな?」というイメージをつかんでおいた方が良いと思います。そういう経験が無ければ、「自分はこんな仕事がしたい」というイメージがないままにいきなり社会人になってしまいます。
将来の選択肢を増やす、またはやりたいことを見つける機会として、働いても良いと考えます。
本来的には思考派なんですが、1人で思考していると時間が経っていくだけで答えが出ないですよね。なので学生時代に、起業に興味を持った時から段々と先に行動するタイプに変わっていきました。
自分のことは自分が思っているよりもわかってないことが多く、他人とのコミュニケーションで見えてきます。実際、私自身多くの人とのコミュニケーションを通じて、やりたいことが見えてきた経験があるので、そういう意味では行動派かもしれないです。ただ、思考派な部分もあるので、今は走りながら考えるタイプですね。
学生時代、色々な人に話を聞きに行った際によく「営業が向いてそう」と言われていました。当時は何が向いているかはわかっていなかったのですが、人と話をするのが好きだったんですよね。
人に相談されて、一緒に悩みを解決できるように話をすることが昔から好きだったので、それが営業に向いていると言われる理由かもしれないですね。
想いの方が先に出るタイプです。それから、その想いをどう実現していくのか思考錯誤しています。
情熱が先に出て、想いを実現するためにどう行動していくのかを、長年のディレクション業務で体得することが出来ました。
IPOによる良い面、悪い面がある中で、ノヴィータでは現段階のIPOは考えていません。
ただ、今後メンバーが増えていき、より大きなことをするための手段としてIPOが必要になってくれば考えると思います。
直近の予定はないのですが、視野を外にも向けていきたいので、考えてはいます。私自身、もともと海外志向はあったので、何か海外でできることがあるのなら挑戦してみたいと思います。
他の経営者の方にも多いと思うのですが、仕事のことを考えない時は無いですね。
そういう意味で、オンとオフの感覚はないです。 休んでいる時もつい仕事のことを考えていることはよくあります。
手前味噌で恐縮ですが、弊社会長の小田垣です。
私にないものを彼は持っていて、一方、彼にないものを私が持っているので、お互いに良い補完関係を保っています。何か相談などをする度に、新しい視点からアドバイスをくれるので、尊敬しています。
会長の小田垣に加え、いつも密にやりとりをしている役員です。
一人でやれることには限界があると思っていて、会長からもらった新しい考えやビジョンを現実化するために、役員に協力してもらっています。
ノヴィータに所属しているメンバーが楽しんで仕事を出来るように、私が会社の仕組みや制度を作っていくことが大切だと思っています。
元々は昔の知り合い同士で創業して、人づてで新しいメンバーが入ったりしていたのですが、最近では採用媒体経由で入社した人員が増えました。そうやって弊社のどこかに共感を持ち、ジョインしてもらっていることが本当にありがたいことだと思っているので、社員が楽しく仕事を出来る環境を整えたいですね。
それが今の私の仕事だと感じます。
起業をしたうえで、何をやりたいのかを明確にした方がいいと思います。
起業は手段であって、目的ではないからです。
起業をする目的が無ければ長続きしないし、周りに仲間も集まりづらいと思います。ただ、学生のうちにとにかく起業がしたいのであれば1回やってみても良いと感じます。失敗してもリスクは少ないですからね。
やりたいことが企業で出来るなら就職して良いと思いますし、それが出来ないのなら自分で作り上げれば良いと考えます。やりたいこと、好きなことを達成するための起業なので、そこはしっかり考えて欲しいです。