the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選vol.2 Part20
株式会社エスタイル 代表取締役/宮原智将
the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選vol.2 Part20
株式会社エスタイル 代表取締役/宮原智将
【経歴】
2003年 慶應義塾大学 経済学部卒業
2003年 経営戦略コンサルティングファームCDI 入社
2006年 株式会社エスタイル 設立エステ店舗経営 コンサルティング業務の提供を開始
2010年 ウェブマーケティング業務の提供を開始
2011年 ウェブメディア運営、コンテンツマーケティング事業を開始
【事業内容】
株式会社エスタイル
http://www.estyle-inc.jp/
【採用情報】
「メディア好き」「発信者・メディア編集者になりたい」学生をWanted!!
https://www.wantedly.com/projects/54259
自分の人生で、「起業家になる」ということが決まっているのなら学生などの早い段階に起業して良いと思います。
例えば、10万円くらいの元手でどういったビジネスができるのか考えるのも良いですね。
起業には学習効果があり、例え失敗しても得られる経験値は大きく、失敗を経験すればする程、次に起業した時の成功率は上がります。
そういった観点から、若いうちに起業することをおすすめします。
人は楽しいことにお金を払います。
だから、楽しいことにこそ、人のニーズは潜んでいます。
学生の遊びは、遊びに内在する人の根源的ニーズを感じ取れるものが多いです。
なので、いっぱい遊んで、その中から仕事のヒントを見つけたら、その遊びを突き詰めて仕事にする。
そういった過ごし方をするのが良いのではないでしょうか?
テレビを買った時って、説明書を読まないじゃないですか。
説明書を読むよりは実際に触ってみて、わからないところだけ説明書を参照するように、やりながら学ぶタイプです。
ただ、やって学ぶという一連の行為を出来るだけ短いスパンで実行します。
例えば15分で何かを試して学びを得たら、それを次の15分に活かしていくという具合です。
また、「やる→学ぶ」を短くすることで、同時にいろいろなことにチャレンジできます。
例えば経営をするにあたって、「やる」を小さく設計すれば、ほかの人が1~3個の試みをする同じ時間で、10個の新しい試みができます。
10個取り組みをすれば、叶ず1~2個は上手くいくものがあります。
その成功要因を分析することで、どんどん成長していけます。
開発タイプですが、その中でも企画が好きだし、得意です。
知人の会社からメディアの企画を頼まれたときに、「なんで僕に頼んだの?」と聞いてみました。
すると、僕が過去に作ったメディアの企画がよかったらしく、「企画は得意でしょ?」と言われました。
その時初めて、企画が好きであり得意なんだと気づくことができました。
外からは冷静に見えますが、情熱タイプです。
人生の目標があるので、毎朝起きた時からエネルギーが湧いてきます。
今はIPOの予定はありません。
ただ、いずれ会社としてやりたいことがどんどん大きくなった時に、必要となるかもしれません。
3年ほど前から、どうやって海外展開しようかと考えています。
これから労働人口の減少に伴い、人件費の上昇や国力が減少するなかで、どうやってアジアのハングリーでエネルギッシュな人材を取り込んで会社を成長させるかを以前から考えています。
趣味がサーフィンなのですが、波を待っている間などに「こうしたら社員は楽しいかも」とか「どうやったらワクワクする仕事ができるだろう」とか考えます。
考えること自体が楽しいので、ついつい考えてしまいます。
ヴァージン・アトランティック航空会長のリチャード・ブランソンさんと、京セラ創業者の稲盛和夫さんです。
リチャード・ブランソンは、とてもパワフルで破天荒であり、人生を楽しんでいる感が出ている。
そういう点にあこがれを抱きますね。
稲盛さんの「仕事を通して、人は魂を磨いていく」という考え方が好きです。
経営会議を私含め4人でやっているのですが、このメンバーは苦楽を共にしてきたし、ここ数年でかなり成長しているので頼りになります。
「楽しく仕事をすること」です。楽しくなければ仕事じゃないということを社員に言っていて、ルーティンになった仕事は委託して、社員がクリエイティビティを発揮できるような仕事だけに専念するようにしています。
仕事がハッピーだと生活の幸福度も高まるので、最近では自分たちが楽しめるような仕事だけを選ぶようにしています。
起業家は社会に応援されるような、起業の仕方をするべきだと思います。
つまりどのような起業をしたら、みんなが喜ぶかを考えたら、自ずと見えてくると思います。
例えばAIやVRの領域で世界のスタンダードになるようなサービスを作ってくれたら、日本中、世界中のひとが喜びますよね
なので、社会のみんなから「喜ばれる起業」をしてほしいです。
そういった方向の起業は成功しやすいと思います。
夢は追い続ける限り、なくなりません。