『サイバーエージェント子会社社長の告白』
【第2弾】
CGチェンジャー芦田社長
「自分視点より世の中視点」
『サイバーエージェントのグループ会社の社長インタビュー連載企画:第2弾』
株式会社CGチェンジャー 芦田 直毅
社長として仕事をするようになって、ふと思ったことがあります。
昔は“自分”が「こうやりたい」とか「こうなりたい」
「want to do」とか「want to be」を強く思っていました。
もちろん、それはそれで大切だなと思います。
でも、まだ私たちは何者でもない。
だから“自分が”「やりたい」「なりたい」「できる」
みたいなことの影響って、実はすごく小さいと思うんです。
むしろ「”世の中“が求めている役割ってなんだろう」
という影響の方が大きいと思っています。
何かを成したいと思っていても、
それらを無視すると何も成せないです。
結局、世の中のことを考えている人が、
機会を手に入れて、何かを成すから、何者かになれる。
逆に、自分のことだけを考えてしまうと、
機会も巡ってこないし、何者にもなれない。
次のチャンスも来ない。
というサイクルに陥ってしまいます。
例えば、
世の中が「インターネットのクリエイティブって何が楽しいんだろう?」
と思い始めているタイミングで私たち(CGチェンジャー)が勝負をするので、
みんなが相手をしてくれますが、
早すぎたらみんなも相手をしてくれないし、
遅すぎたら他がやってしまっています。
藤田社長や前澤社長もそうですけど、
世の中が希求することの流れを見ながら、
「今だからこそやる」という観点を持つことが大切だと思います。
社会の声や人間の感情など、周りの声を聞くことです。
結局は、人間同士のやりとりですし、人と関わる仕事です。
世の中の雰囲気や傾向を捉えた方がより多くの人が動いてくれるはずです。
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本記事の作成者:黒田訓英