『サイバーエージェント子会社社長の告白』
【第11弾】
マッチングエージェント 合田社長
「人との出会いが、人生を変える」
『サイバーエージェントのグループ会社の社長インタビュー連載企画:第11弾』
株式会社マッチングエージェント 合田 武広
「常に自分がワクワクしているか」を大切にしています。
頭で「やるべき」だと思っていることでも、
心が「ワクワク」しないものはやならいようにしています。
私の場合、「誰も実現したことないことにチャレンジする」ことにワクワクします。
それは、マッチング事業を始めたきっかけでもあります。
7年前、マッチングが、いわゆる出会い系と言われていた時代、「日本でマッチングサービスを健全にしよう」といって行動していた人はほとんどいませんでした。
最初は、上司からも「合田、何を言っているんだ?!」と言われていましたが、そういった言葉を聞くと逆にワクワクしていました。
今後も、まだ誰も成し遂げてないことをやっていきたいです。
「20代の恋愛のスタンダードになる」ことです。
今は、出会いがない時に、
「友達に紹介してもらおうかな」とか
「街コンみたいなパーティーに行こうかな」と思う人が多いですが、
そこで、「マッチングアプリ使おうかな」と思うのが自然な状態にしたいです。
今はまだ、「アプリで出会う」というのは、少し特別感があると思いますが、
将来は、facebookを使っている時と同じように、みんなが自然に使っているようにしたいです。
そもそも、オフラインでの出会いより、マッチングアプリの方がよりその人にあった出会いを提供できるのではないかと思っています。
出会いには、見た目の好みの問題や、価値観の問題など、様々な問題がありますが、
そういった問題の多くは、テクノロジーで解決できると思っています。
「タップルで出会って付き合った人は別れづらい」とか、
「タップルで出会って結婚した人は、ずっと仲がいい」という実例を残し、
近い将来、
「まだ友達の紹介に頼っているの?」「わざわざ職場で見つけているの?」
「マッチングアプリ使った方が価値観合う人が見つかるのに!」
という光景が見られたら嬉しいです。
「人との出会い」を大切にしてほしいです。
私自身、人との出会いが、自分の人生を変えたと思っています。
それは、大学の研究室の教授であり、藤田社長であり、マッチングエージェントの社員のみんなです。
また、そうやって、人との出会いを大切にしていく中で、
自分の目標となる人をできるだけ早く見つけることが大切だと思います。
「〇〇社のような会社を創りたい」という具体的なイメージがあるなら、実際に〇〇社を経営している社長に会いに行って、自分の考えを聞いてもらうことが1番早いです。
そうはいっても、会って話してもらうためには、自分に興味を持ってもらう必要があります。
興味持ってもらえるということは、相手に対してギブ(give)できる何かがあるということです。
1つでもいいから、自分独特の武器を身につけておくとよいと思います。
例えば、学生時代の私であれば、
デーティングが得意で、競合調査や世界の事情も詳しかったので
「アメリカに行って競合調査できます!」というのも、自分の武器の一つでした。
自分にしかないものを身につけると、出会える確率が高まります。
そのためにも、自分が他と比べて尖がったことをやることです。
チャンスを掴むために、「思い立ったら即行動」を心がけるといいと思います。
自分だけでできることには限界があります。
そんな時、人との出会いが人生を変えてくれる。
人との出会いを大切にして生きていきましょう。
本記事の作成者:黒田訓英