the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選Part7
株式会社結わえる 荻野 芳隆
the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選Part7
株式会社結わえる 荻野 芳隆
高校の頃から世界20カ国以上海外を旅している中、日本の食や自然、文化などの素晴らしさに気付き、この素晴らしさを継承するために何かしたいと思うようになる。
それを実現するために、新卒で経営を学べるコンサルティング会社に就職。
働く中で食事療法の先生と出会い、食事療法によって重度の病気が治っていくことを目の当たりにし、5年後に『結わえる』を立ち上げ。
食事療法のノウハウを生かし、無理なく健康を維持できる「メリハリ寝かせ玄米生活」を提唱。
「メリハリ寝かせ玄米生活」を通して、日本の素晴らしい伝統文化を継承し、広げていくためのライフスタイルを提案し続けている。
【事業内容】
株式会社結わえる:http://www.yuwaeru.co.jp/
結わえる本店:http://www.yuwaeru.co.jp/shouka.html
寝かせ玄米おむすび いろは:http://www.omusubi-iroha.com/
起業して商売になる能力があれば大学在学中でも起業してもいいと思いますし、 逆にその能力がなければ何歳になっても起業してはいけないと思います。 起業をしたくてもその能力がないなと思う学生さんは、就職して力をつけてから起業することをおすすめします。
私が起業をしてもいいと思う人の条件は、「すぐにお金をもらえる何かを持っているか」、「世の中にとって価値があるものを持っているか」だと考えています。
働くこと、遊ぶこと、勉強することそれぞれではなく、興味があることをとことんしたらいいと思っています。
大学生だから勉強しなきゃとか、遊ばなきゃとかではなく、せっかく大学4年間あるのだから、とにかく何でもいいからとことんやったら次のことが見えてくると思います。
考えて行動するじっくり派ですね。
「弊社が良くても関わってくださっている会社さんにとっていいことなのか?」、「日本が良くても海外に迷惑をかけてないか?」など、持続可能性や三方良しなのかを考えて事業を進めるようにしています。
じっくり考えるので失敗が少ないというメリットもありますし、その反面遅いというデメリットもあります。
完全に開発タイプです。
積極的に営業をしなくても”本質的にいいもの”を提供することで売れていくという仕組みができてきます。
弊社の場合だと、食べて、体感することでリピートや紹介をしてくださるお客様が多いです。
冷静タイプですね。
想いはものすごくあるのですが、感情的に熱くなって伝えるよりも冷静に伝えた方が無駄がなく、ちゃんとその想いが伝わると思っています。
上場をする目的としては3つありまして、「認知度の向上」、「信頼度の向上」、「資金調達」が目的となっています。
「メリハリ玄米生活」を広めたいので、認知度と信頼度を高めたいと考えています。また、上場して結わえるの認知度が上がることにより地方の農家や酒蔵などに活気がついたらいいなという想いもあります。
資金調達については、「メリハリ玄米生活」以外でもやりたいことは沢山あるのでそれを実行していくためです。
結わえるの考えを海外にも広げるために、寝かせ玄米の食事を提供する店舗を、ニューヨーク、サンフランシスコ、パリ、この3都市に出店する予定です。
ライフスタイルやビジネス面などが世界一の都市だと考えているからです。
半分遊び、半分仕事でやっていることが多いです。
例えば、出店候補地、気になっている商用施設、店舗展開をしたい地域へ観光をしています。
スポーツもやっています。フットサル、野球は月に数回、スノーボードも好きなので、シーズンになるとかなり行っています。
島根県にある群言堂(株式会社石見銀山生活文化研究所)を経営なさっている松場夫妻は仲良くしていただいていて、とても尊敬しています。
『復古創新』というテーマで事業をやられていて、『結わえる』という社名の由来である日本の伝統的生活文化と現代を結わえるという考え方と近いということもあり、理念と利益のバランス、やられていることに社会性がすごくあって、松場夫妻の考え方や生き方にとても憧れています。
実は、結わえる本店にある物販コーナーのレイアウトをやってくださってとても感謝しています。
こういった大先輩がいると進むべき道がわかるのでとてもいいと思います。
各事業部の事業部長がパートナーですね。
各事業部長に業務や責任を任せているのでとても心強いです。
その企業が存在すること、広く大きくなることで
社会が良くなって、かつ持続可能で100年でも続くような企業が大事だと考えています。
結わえるもそれを目指しています。
起業を目的にしないことが大切です。
人生をかけて本当になんとかしたいと使命感もってできることを見つけること。そのために自分の興味のあることを突き詰めていくという方法がいいと思います。
やりたいことを果たすために必要であれば起業すればいいし、会社に入ることが近道なら就職をしたらいいと思います。