the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選Part46
タップジョイ・ジャパン株式会社
the Entrepreneurライターが選ぶ成長企業50選Part46
タップジョイ・ジャパン株式会社
東京大学工学部を卒業。
スイスのビジネススクールIMDにてMBA取得。
東京大学を卒業後、日本航空に入社。
2000~2007年 株式会社NTTドコモにて携帯事業に従事。
2008~2011年 株式会社ACCESSの欧州法人にてCEO/COOを務める。
2013年 タップジョイ・ジャパン株式会社、代表取締役に就任。
【会社詳細】
タップジョイ・ジャパン株式会社:https://home.tapjoy.com/
採用情報:https://home.tapjoy.com/info/about-tapjoy/careers/?lang=ja
挑戦したい・やりたい事業などがあるのなら、挑戦すればいいと思います。
ただ、どうしても自分のやりたいことがあって、それがどこかの企業内で出来るのであれば、そこで働くのも1つの手だと思います。
起業はあくまで手段であり、多大な労力と時間を要するので、最終手段と捉えてもいいのではないでしょうか。
私は勉強をするために学校に行くと思うので、やはり勉強をした方がいいのではと考えます。
もちろん、ここでいう勉強とはただ机に向かうという事ではなく、広い意味での勉強です。
例えば外に学びに出るなど。
自分のやりたいことをやるために勉強するのが近道なのであれば、勉強をするべき。
反対に遠回りになってしまうと考えるのであれば、大学を中退などして、やりたいことを追及したらいいと思います。
そもそも考えずに行動するって出来ないじゃないですか。
なので結論を言うと、考えながら行動するということになります。
時間は1日24時間すべての人々へ平等に与えられているので、それを効率よく使うためには作戦を練りながら、行動するのがいいと思います。
大学を卒業後は日本航空で働いていたのですが、はじめの5年間はシステム周りに携わっていました。
そういう意味ではエンジニア気質だと思います。
ただ、開発者の視点として、すでに世の中にあふれているサービスに携わるというよりはユニークなサービスや製品を作る方が楽しいですね。
冷静だと思われがちなのですが、熱くなる時はよくあります。
冷静さを失ったために失敗したこともあります。
努めて冷静でいようとはしていますが、なかなか難しいですね。
ほかの資金調達手段がなく、事業を拡大するためにそれなりの額が必要になる時にIPOしたらいいと思います。
上場をするといろいろな情報をタイムリーに開示しなければならずそのための労力が非常に重たいと思うので、もしアメリカ本社のCEOに同じ問をされたら、今は必要ないのではと答えますね。
私たちのビジネスモデルというのは、広告主とその広告を出している媒体を中継ぎしています。
その媒体はゲームアプリ中心です。
そのような方々にとって広告収入やそれ以外の収入、あるいは、ユーザーを増やしやすくするツールを提供しています。
ゲームに関する企業のビジネスをお手伝いをする事業を広げていきたいと思っています。
仕事をせざるを得ない時もあるのですが、休みの時間は仕事をしないようにしています。
メールを見始めるとキリがないですし、業界のバズワード(流行り言葉)とかもどんどん出て、追いつくために調べだすと終わらないじゃないですか。
だから出来るだけ仕事はしないようにしています。
僕らの世代からするとSonyの盛田さんや、Hondaの本田宗一郎はスターですよね。
彼らのストーリーは僕らが面白いと思うのと同様に、海外の方々も尊敬してるんですよ。
一面焼け野原から立ち上がり、国内に留まることなく町のバイク屋さんからグローバルな企業に押し上げたそのストーリーは、世界中で知られています。
今からしても彼らはすごいと思います。
アメリカのマネジメントチームとよく相談したり、されたりとなんでも言える関係なので、本社のCEOやCOOがそういう仲間なんだと思います。
企業は利潤を追求することが目的として前提にあります。
ただ、そのためには多様な業種から入社したスタッフにとって、ここで働くことが意義のあるものにしなければならないと考えています。
社員の人たちが幸せでないのに、お客様に良く思われるわけがないですよね。
幸せな感情は伝播しますので、まずはここにいる人たちが幸せであることが、事業がうまく行くための近道だという気はします。
起業は目的ではなく最終手段です。
最初は就職したとしても、アンテナを張っていればなにか課題が見えてくるはずです。
そういうものを事業化していくというように、気楽に構えていてもいいのではないでしょうか。
もし自分が働いていた会社が課題だらけだとしたら、最初の顧客になってもらえるかもしれないですよね。
これから挑戦をしていく、より多くの人に、成功してもらいたいと思っています。