「社会貢献」をする人を、支える企業であり続ける。
株式会社パブリックオンサイン / 櫻又卓
そうですね。やはり、動くことですよね、とにかく。いくら考えても、DVDを見ても、ハウツー本を読んでも、それは空想の世界であって、過去の事例だったり、仮想なんですね。行く事によって、そこには「人」がいて、「問題」があって、「出会い」があって、そこにあるものが何かに繋がるんです。まずは、動くこと。これだと思います。やはり、「1対1」の状況を持つべきだと思います。
学生時代に、私は何を考えていたのかを思い出した時に、やはりみんなと同じですよ。「不安」と、「期待」が混ざりあっている時期ですよね。何が自分に合っているのかを考える時期だと思います。ただ、正直そんなことを考えても答えは分からないんです。そして、答えはないんですね。当時の私の生き方としては、「何か」を待っているような感覚でした。誰かが教えてくれたり、「何か」が訪れると感じていたんです。
これは、起業をする時にも言えるのですが、誰も「起業をしなさい」とは言いません。起業家は「自分で」決めてるんですね。待っていません。若い時には、「誰かが言ってくれる」「本に答えがある」と思ってしまいがちです。人の意見を聞く事は本当に大事ですが、そこに「答え」を求めてはいけないと思います。人生の使命や、なぜこの世に生まれたのかは、自分で決めるものだと思うんです。沢山の不安や迷いはあると思います。大人も迷います。「決断」は「決めて」「断つ」と書きますよね。自分で断って、決める事は本当に大事なことだと思います。これを実行しているのが、「起業家」だと思いますね。
震災までは、この事業モデルは全く相手にされなかったんです。散々プレゼンをしても、誰も耳を貸してくれなかった。そして、あの震災が起こったので、正直「使命感」は感じましたね。
営利企業は成長を求め、それが国家の成長となり、世界の経済を牽引していきます。一方で、経済とは離れたところで励む組織(NPO,NGO,市民団体)も成長できる社会にしなくてはいけないと思っています。営利と非営利、消費と還元/回復などの「バランス」が大事だと考えています。 一言で言うと、「儲からないことはやらない」では、どうしようもないことが沢山あるんですね。
社会=経済ではなく、社会=暮らしです。人として、どうあるべきか。理想ばかりではなく、現実レベルで考え、限りある時間、知恵を出して解決に向けて実行していきたいですね。その結果、多くの方々に喜んで頂けるような組織を目指していきたいと思います。
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